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王銘エン九段が通算900勝達成

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王銘エン九段が25日、東京・市ヶ谷の日本棋院でおこなわれた
第35期棋聖戦最終予選決勝で黄翊祖七段と対戦し
白番中押し勝ちしました。
これにより王九段は史上18人目の
公式戦通算通算900勝(504敗2持碁2無勝負)達成となりました。

 
通算900勝を達成した王銘エン九段(左)
通算900勝を達成した王銘エン九段(左)
 
棋聖リーグ入りを決めた王銘エン九段
王九段は5年ぶりの棋聖リーグ復帰

 

 

これにより王銘エン九段は
 ・48歳3ヶ月での達成となり史上9位
 (1位は二十五世本因坊治勲の39歳9ヶ月)
 ・入段から32年10ヶ月での達成となり史上8位
 (1位は依田紀基九段の27年2ヶ月)
 ・達成時勝率 .641となり史上12位
 (1位は小林覚九段の .682)
 となりました。  

 

 

王銘エン九段は1961(昭和36)年11月22日生まれ。48歳。
台湾台北市出身。
昭和52年入段。平成元年NEC杯俊英戦優勝で初タイトル。
平成12年第55期本因坊奪取。翌年2連覇。
平成14年第50期王座。
平成19年第2回大和証券杯ネット囲碁オープン優勝

 

 

独特の感覚から生まれる「ゾーンプレス」は囲碁界で異彩を放つ。

 

 

王九段はこの勝利により5期ぶりに棋聖戦リーグ復帰となりました。

6月開幕のリーグ戦でも活躍が期待されます。

 

 

初勝利
昭和52年4月20日
大手合 神田英初段に黒番5目勝ち

 

 

通算勝数第1位は
林海峯名誉天元の1346勝  

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