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 免状は生涯最高棋力の証明となるもので、免状取得者ご本人のステータス、棋力の証明、向上心、やりがいに結びつくものです。自称○段格とは違い、受験時や就職時の履歴書に書くこともできます。
 また、日本棋院の会員で初段以上の取得者は、入門初級者等へ指導する日本棋院普及指導員の資格を得ることができます。
 さらに六段以上の取得者には、県師範、公認審判員の資格が得られます。




 日本棋院ではアマチュアの皆様に25級~1級、初段~八段までの免状を発行しています。免状は日本棋院会員であれば下記方法等で取得できます。
 会員については、こちらを参照ください。免状取得時にあわせての入会も可能です。
(1) 棋士の推薦
(2) ネット対局『幽玄の間』のレーティング
(3) 日本棋院の支部会員が、支部長の推薦を受ける
(4) 日本棋院が主催・共催・後援する大会や認定大会等で所定の成績をおさめる
(5) 雑誌・新聞等・インターネット等で実施している認定試験に合格する
(6) 囲碁通信講座の受講生として認定試験に合格する




段級 普通免許料 飛付料
(注1)
追贈免許料
(注2)
再発行料
(注3)
形態
八  段 お問い合わせ
ください
64,800円  5,400円  桐箱 
七  段 54,000円
六  段 216,000円  10,800円 43,200円
五  段 108,000円 5,400円 32,400円
四  段 64,800円 27,000円
三  段 54,000円 21,600円
二  段 43,200円 16,200円
初  段 32,400円
1・2・3級免状保有者
27,000円
10,800円
1級・2級・3級
免状
5,400円 2,700円
4級・5級・6級
認定状
3,240円 540円
7級・8級・9級
認定状
2,160円
10級以下
認定状
1,080円
桐  箱 2,160円
※ 2014年4月1日改定
注1 : 前段位を保有していない場合の加算料金
注2 : 故人に贈る免状の料金
注3 : 保有免状紛失時の再発行料金(日本棋院会員である必要があります)
規程(PDF)申請書(PDF)

写真は五段免状(免状額は別売り)(※ 写真はサンプルです)




文面 よみかた 用語の意味 ( 出典 : 大辞泉 )
九段
貴殿夙究棋道之蘊
奥手段超凡技霊妙
将達神域為九段令
免許畢仍而免状
件如
きでんは つとに きどうの
うんのうを きわめ
しゅだん ちょうぼん ぎれいみょう
まさに しんいきに たっす
ために くだんをめんきょ
せしめおわんぬ よって
めんじょう くだんのごとし
夙に  :  ずっと以前から。早くから。
蘊奥  : 学問・技芸などの最も奥深いところ
超凡  : 普通よりはるかにすぐれていること
霊妙  : 人知でははかり知れないほどに、奥深くすぐれていること
神域  : 神の宿るとされる一帯
八段
貴殿夙究棋道之蘊
奥手段超凡将入聖
域為八段令免許畢
仍而免状件如
きでんは つとに きどうの
うんのうを きわめ
しゅだん ちょうぼん まさに
せいいきに いる
ために はちだんをめんきょ
せしめおわんぬ よって
めんじょう くだんのごとし
夙に  :  ずっと以前から。早くから。
蘊奥  : 学問・技芸などの最も奥深いところ
超凡  : 普通よりはるかにすぐれていること
聖域  : 聖人の地位または境地
七段
貴殿棋道執心所作
宜敷手段益妙達上
手之域依之
七段令免許畢仍而
免状件如
きでん きどうしゅうしん
しょさよろしく しゅだん
ますます みょう じょうずの
いきにたっす
これによって しちだんをめんきょ
せしめおわんぬ よって
めんじょう くだんのごとし
執心  :  ある物事に心を引かれて、それにこだわること
所作  : 行い。振る舞い。しわざ。
宜敷  : 能力や質がすぐれているさま。程度が高い。
 : いうにいわれぬほどすぐれていること。きわめてよいこと。
六段
貴殿棋道執心所作
宜敷手段益精依之
六段令免許畢仍而
免状件如
きでん きどうしゅうしん
しょさよろしく しゅだん
ますますせい
これによって ろくだんをめんきょ
せしめおわんぬ よって
めんじょう くだんのごとし
執心 :  ある物事に心を引かれて、それにこだわること
所作  : 行い。振る舞い。しわざ。
宜敷  : 能力や質がすぐれているさま。程度が高い。
 : 雑念がなくひたすらはげむ。
五段
貴殿棋道執心所作
宜敷手段益巧依之
五段令免許畢仍而
免状件如
きでん きどうしゅうしん
しょさよろしく しゅだん
ますますこう
これによって ごだんをめんきょ
せしめおわんぬ よって
めんじょう くだんのごとし
執心  :  ある物事に心を引かれて、それにこだわること
所作  : 行い。振る舞い。しわざ。
宜敷  : 能力や質がすぐれているさま。程度が高い。
 : たくみなこと。上手なこと。
四段
貴殿棋道執心修行
無懈怠手段愈熟依
之四段令免許畢猶
以勉勵上達之心掛
可為肝要者也仍而
免状件如
きでん きどうしゅうしん しゅぎょう
けたいなく しゅだん いよいよじゅくす
これによって よだんを めんきょ
せしめおわんぬ なおももって
べんれいじょうたつの こころがけ
かんようたるべきものなり
よって めんじょう くだんのごとし
無懈怠 : 
(けたいなく)  
なまけること無しに。おこたること無しに。
 : 待望していた物事が成立したり実現したりするさま。
 : 物事に十分なれる
勉勵  : つとめはげむこと。一所懸命に努力すること。
肝要  : 非常に大切なこと。最も必要なこと。
三段
貴殿棋道執心修行
無懈怠手段漸熟依
之三段令免許畢猶
以勉勵上達之心掛
可為肝要者也仍而
免状件如
きでん きどうしゅうしん しゅぎょう
けたいなく しゅだん ようやくじゅくす
これによって さんだんを めんきょ
せしめおわんぬ なおももって
べんれいじょうたつの こころがけ
かんようたるべきものなり
よって めんじょう くだんのごとし
無懈怠 : 
(けたいなく)  
なまけること無しに。おこたること無しに。
 : 物事が少しずつ進むこと。
 : 物事に十分なれる
勉勵  : つとめはげむこと。一所懸命に努力すること。
肝要  : 非常に大切なこと。最も必要なこと。
二段
貴殿棋道執心修行
無懈怠手段愈進依
之二段令免許畢猶
以勉勵上達之心掛
可為肝要者也仍而
免状件如
きでん きどうしゅうしん しゅぎょう
けたいなく しゅだん いよいよすすむ
これによって にだんを めんきょ
せしめおわんぬ なおももって
べんれいじょうたつの こころがけ
かんようたるべきものなり
よって めんじょう くだんのごとし
無懈怠 : 
(けたいなく)  
なまけること無しに。おこたること無しに。
 : 待望していた物事が成立したり実現したりするさま。
 : 高い等級・段階にあがる。
勉勵  : つとめはげむこと。一所懸命に努力すること。
肝要  : 非常に大切なこと。最も必要なこと。
初段
貴殿棋道執心修行
無懈怠手段漸進依
之初段令免許畢猶
以勉勵上達之心掛
可為肝要者也仍而
免状件如
きでん きどうしゅうしん しゅぎょう
けたいなく しゅだん ようやくすすむ
これによって しょだんを めんきょ
せしめおわんぬ なおももって
べんれいじょうたつの こころがけ
かんようたるべきものなり
よって めんじょう くだんのごとし
無懈怠 : 
(けたいなく)  
なまけること無しに。おこたること無しに。
 : 物事が少しずつ進むこと。
 : 高い等級・段階にあがる。
勉勵  : つとめはげむこと。一所懸命に努力すること。
肝要  : 非常に大切なこと。最も必要なこと。
一級
貴殿棋道篤志技
愈有可見依之向後
対初段可為先之
手合者也仍而一級
免状件如
きでん きどうのこころざしあつく
わざいよいよみるべきあり
これによりこうご
しょだんにたいし せんの
てあいたるべきものなり
よって いっきゅうめんじょう
くだんのごとし
 :  ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。
 : まじめで行き届いている。手厚い。
 : 待望していた物事が成立したり実現したりするさま。
二級
貴殿棋道篤志技
愈有可見依之向後
対初段可為二子之
手合者也仍而二級
免状件如
きでん きどうのこころざしあつく
わざいよいよみるべきあり
これによりこうご
しょだんにたいし にしの
てあいたるべきものなり
よって にきゅうめんじょう
くだんのごとし
 :  ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。
 : まじめで行き届いている。手厚い。
 : 待望していた物事が成立したり実現したりするさま。
三級
貴殿棋道篤志技
愈有可見依之向後
対初段可為三子之
手合者也仍而三級
免状件如
きでん きどうのこころざしあつく
わざいよいよみるべきあり
これによりこうご
しょだんにたいし さんしの
てあいたるべきものなり
よって さんきゅうめんじょう
くだんのごとし
 :  ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。
 : まじめで行き届いている。手厚い。
 : 待望していた物事が成立したり実現したりするさま。




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