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日本チーム、最終戦も敗れる【2012中国乙級リーグ第7戦】

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 中国福建省の厦門市で行われていた2012中国乙級リーグは14日に最終第7戦が行われた。

 日本から参加している「中日友好チーム」(趙治勲九段村川大介七段伊田篤史三段一力遼二段)は深セン棋院と対戦し、一力二段が初勝利を上げるも他が敗れ勝点を得ることは出来なかった。
 7戦の合計勝点は2で個人の勝利数は8勝で、16チーム中最下位に終わった。日本チームは丙級リーグに降格する。

 日本棋院ネット対局「幽玄の間」では乙級リーグの模様をライブ中継しました。

2012乙級リーグ第7戦
最終戦で初勝利を上げた一力(左)

■ 日本チーム第7戦(6月14日)の結果 左側が勝者
対深セン棋院
甘思陽四段 ― 趙治勲九段
安冬旭四段 ― 村川大介七段
婁洛寧四段 ― 伊田篤史三段
一力遼二段 ― 蒋蔚三段

■ 最終順位
順位 チーム名 チーム勝点 個人勝点 相手勝点  
1 広州広日 12 38 57 甲級昇格
2 広西華藍 10 36 51 甲級昇格
3 四川嬌子 9 36 56  
4 中国平煤神馬集団 9 32 57  
5 杭州市囲棋 9 32 54  
6 上海建橋学院 8 30 37  
7 雲南金聖担保 7 30 54  
8 徳州長河永和 7 28 56  
9 深セン棋院 7 28 42  
10 上海外国語大学 6 26 48  
11 大連上方 6 24 57  
12 霸州海潤 6 24 42  
13 西安福基職業棋牌 6 24 38  
14 水泊梁山 5 26 47 丙級降格
15 広東 3 18 44 丙級降格
16 中日友好 2 16 44 丙級降格

■ 参加チーム(16チーム)
広西華藍チーム ( 李世ドル九段、丁偉九段、張立六段、廖行文五段 )
中国平煤神馬集団囲棋チーム ( 姜東潤九段、付沖五段、丁烈六段、李楽四段 )
水泊梁山チーム ( 潘非五段、陳瀟楠四段、王異新三段、胡然閔二段 )
広州広日チーム ( 韓晗五段、安国鉉三段、トウ禹林四段、戎毅三段 )
四川嬌子チーム ( 朴永訓九段、古霊益五段、党毅飛四段、李豪傑四段 )
雲南金聖担保囲棋チーム ( 王尭六段、李元栄三段、周振宇四段、方昊三段 )
深セン棋院 ( 甘思陽四段、安冬旭四段、婁洛寧四段、蒋蔚三段 )
杭州市囲棋チーム ( 李銘二段、金庭賢三段、夏晨コン二段 )
徳州長河永和囲棋倶楽部 ( 白洪淅九段、陶忻四段、楊冬四段、陳浩三段 )
西安福基職業棋牌倶楽部 ( 張亜博三段、張東岳五段、賈伊凡三段、王彦皓二段 )
上海建橋学院チーム ( 曹瀟陽四段、孫夢廈三段、湯靖軒二段、胡子楊初段 )
広東チーム ( 張維六段、呉樹浩四段、朱剣舜三段、陳昱森初段 )
大連上方チーム ( 羅洗河九段、羅玄二段、黄雲嵩二段、謝爾豪初段 )
中日友好チーム ( 趙治勲九段、村川大介七段、伊田篤史三段、一力遼二段 )
上海外国語大学 ( 林朝華七段、尹航四段、王幼侠 四段、鄭斗鎬初段 )
霸洲海潤チーム ( 単子騰三段、韋一博二段、楊楷文初段、邱金波二段 )

■ 対局日程
第1局 6月6日(水) 対雲南金聖担保囲棋チーム  0勝4敗 勝点0
第2局 6月7日(木) 対徳州長河永和囲棋倶楽部  1勝3敗 勝点0
第3局 6月8日(金) 対霸洲海潤チーム  2勝2敗 勝点1
第4局 6月10日(日) 対上海建橋学院チーム  1勝3敗 勝点0
第5局 6月11日(月) 対広東チーム  1勝3敗 勝点0
第6局 6月13日(水) 対西安福基職業棋牌倶楽部  2勝2敗 勝点1
第7局 6月14日(木) 対深セン棋院  1勝3敗 勝点0

■ 競技規定
・  リーグには16チームが参加する。7局を戦い上位2チームは甲級リーグに昇格し、下位3チームは丙級リーグに降格
対局は中国ルール。持ち時間2時間25分、使い切ると1分の秒読みが5回
対局は7局行う。4名のチーム戦で順番を登録したあとは変更できない
点数 : 1試合につき、対局の勝ちは2点、負けは0点。点数の合計が多い方が勝利チームとなる。チームの勝点は2点、引き分けは1点、負けは0点。
順位 : チームの勝点が多い方が上位。チームの勝点が同じ場合は対局の勝点が多い方が上位。以下、チームの勝点が同じ場合は相手チームの勝点の合計、相手チームの勝点が同じ場合は相手チームの対局の勝点の合計、さらに同じ場合は主将の勝率で順位を決める

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