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日本チーム、勝点1を得るも降格が決定【2012中国乙級リーグ第6戦】

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中国福建省の厦門市で行われている2012中国乙級リーグは13日に第6戦が行われた。

日本から参加している「中日友好チーム」(趙治勲九段村川大介七段伊田篤史三段一力遼二段)は西安福基職業棋牌倶楽部と対戦し、村川七段と伊田三段が勝ち2勝2敗で勝点1を得た。

第6戦終了時点で日本チームの通算の勝点は2で最終戦に勝点2を得たとしても勝点4、第6戦終了時点で勝点3のチームが1つ、勝点4のチームが2つあり、このうち勝点3の広東チームと勝点4の霸洲海潤チームが最終戦で対戦しどちらかが勝点5以上を得る。これにより最終戦を待たずに日本チームの14位以下が決まり、丙級リーグへ降格することとなった。

日本チームは14日に最終第7戦で深セン棋院と戦う。

日本棋院ネット対局「幽玄の間」では乙級リーグの模様をライブ中継します。

2012乙級リーグ第6戦

 
2012乙級リーグ第6戦

   村川(上)と伊田が(下)ともに3勝目を挙げ勝点1を得る

 

■日本チーム第7戦(6月14日)の組み合わせ

対深セン棋院

趙治勲九段―甘思陽四段
村川大介七段―安冬旭四段
伊田篤史三段―婁洛寧四段
一力遼二段―蒋蔚三段 

■日本チーム第6戦(6月13日)の結果 左側が勝者

対西安福基職業棋牌倶楽部

張亞博三段―趙治勲九段

村川大介七段―張東岳五段

伊田篤史三段―賈伊凡三段

王彦皓二段―一力遼二段

■参加チーム(16チーム)

広西華藍チーム、中国平煤神馬集団囲棋チーム、水泊梁山チーム、広州広日チーム、
四川嬌子チーム、雲南金聖担保囲棋チーム、深セン棋院、杭州市囲棋チーム、
徳州長河永和囲棋倶楽部、西安福基職業棋牌倶楽部、上海建橋学院チーム、広東チーム、
大連上方チーム、中日友好チーム、上海外国語大学、霸洲海潤チーム

■対局日程

第1局 6月6日(水) 対雲南金聖担保囲棋チーム 0勝4敗 勝点0
第2局 6月7日(木) 対徳州長河永和囲棋倶楽部 1勝3敗 勝点0
第3局 6月8日(金) 対霸洲海潤チーム 2勝2敗 勝点1
第4局 6月10日(日) 対上海建橋学院チーム 1勝3敗 勝点0
第5局 6月11日(月) 対広東チーム 1勝3敗 勝点0
第6局 6月13日(水) 対西安福基職業棋牌倶楽部 2勝2敗 勝点1
第7局 6月14日(木)10時― 対深セン棋院

■競技規定

・リーグには16チームが参加する。7局を戦い上位2チームは甲級リーグに昇格し、下位3チームは丙級リーグに降格
・対局は中国ルール。持ち時間2時間25分、使い切ると1分の秒読みが5回
・対局は7局行う。4名のチーム戦で順番を登録したあとは変更できない
・点数:1試合につき、対局の勝ちは2点、負けは0点。点数の合計が多い方が勝利チームとなる。チームの勝点は2点、引き分けは1点、負けは0点。
・順位:チームの勝点が多い方が上位。チームの勝点が同じ場合は対局の勝点が多い方が上位。以下、チームの勝点が同じ場合は相手チームの勝点の合計、相手チームの勝点が同じ場合は相手チームの対局の勝点の合計、さらに同じ場合は主将の勝率で順位を決める

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