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山下VS張栩の名勝負(1) ―棋聖戦七番勝負開幕<4>― |
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第1局は1月14日、15日に台湾・台北市でおこなわれます。
山下VS張の対局からいくつかご紹介します。
まずはこちらから・・・
平成11年9月、富士通杯二次予選 黒:張栩六段 白:山下敬吾六段 黒半目勝ち 山下21歳、張19歳。まだ当時は両者ともにリーグ入りしていない。 日本棋院大ホールで持時間1時間の予選対局。 秒読みの中、激しい攻防が繰り広げられた。 その数ある対局の中でこの碁を見ていた加藤正夫名誉王座は 「数年後、山下君と張君の時代が来るね」と 語ったという。 <参考文献>「打碁鑑賞シリーズ7張栩」(桑本晋平六段著) |
平成15年7月、名人戦リーグ 黒:山下敬吾棋聖 白:張栩八段 黒7目半勝ち 山下全勝・張栩1敗で迎えたリーグ第7ラウンド。両者の意地と意地がぶつかりあった 実に面白い一局。この碁を制した山下が挑戦権を獲得した。 山下は「平成15年の最も印象に残る一局」にこの碁をあげ、 張も「山下さんのリーグ全勝を 許してくやしい思いをした」と 記憶に残る一局にあげている。 この対局の1週間後に本因坊を獲得した張栩はその後無冠になることなく 常にタイトルを争い続けて今日に至っている。 <参考文献> 「第28期囲碁名人戦全記録」(朝日新聞社) 「週刊碁・平成16年新春スペシャルトーク」 |
週刊碁1月11日発売号では
柳時熏九段、河野臨九段、大沢奈留美四段による
棋聖戦直前座談会を掲載します。どうぞお楽しみに。
☆日本棋院公式携帯サイト「碁バイルセンター」では山下VS張栩の対戦より
平成8年・棋聖戦格段戦決勝、平成14年・NHK杯準々決勝と
週刊碁主催でおこなわれた平成9年・十代棋士チャンピオン戦決勝の
棋譜を鑑賞できます。ぜひこの機会に会員登録してご覧ください。
日本棋院ネット対局「幽玄の間」では
「第34期棋聖戦シリーズ勝敗予想クイズ」、
「封じ手予想クイズ」を開催!
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棋聖戦挑戦手合七番勝負は
日本棋院ネット対局サービス「幽玄の間」で ライブ中継!
第1局は14日午前10時から。
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