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週刊碁9月14日号(9月7日発売)特集内容

【第34期名人戦七番勝負第1局】

 五冠の張栩名人対リーグ全勝で再戦の機会を得た井山裕太八段、二十歳。前期と同じカードとなった第34期名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)第一局が9月3、4日、北海道札幌市「京王プラザホテル札幌」で行われ、黒番張名人が304手まで、半目勝ちを収めた。両者の気迫がぶつかり合い序盤から戦いに突入。張名人の大胆な攻めに井山が巧みなシノギで応じて形勢をリードするも、中盤以降、張が迫力のある追い上げを見せ、息詰まる半目勝負を制した。 

 

【第55回全日本アマチュア本因坊決定戦】
 佐川急便杯第55回全日本アマチュア本因坊決定戦全国大会が8月28日から30日までの3日間、東京・日本棋院で行われ、都道府県代表の55名と招待選手20名の計75人が日本一の座を目指して熱戦を繰り広げた。若い選手をなぎ倒して決勝に進出した平岡聡さん(38)が、北海道代表の佐藤洋平さん(29)を破り、四年ぶり二度目の優勝に輝いた。

 


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