『基本死活事典』が30年ぶりに全面改訂されました。布石から始まり、定石、手筋と続いた「新版基本事典シリーズ」に、死活も仲間入りです。著者は張栩九段。
旧版は上下巻でしたが、新版は一冊にまとめられました。640頁、全7章で構成。そのうち、序章、第1、5、6章が新しい章です。
序章では、眼と欠け眼の仕組みなどを解説。死活の原点に返ります。第1章「生きと死に」では、生き形・死に形・中間形という死活における3つの結論について整理しました。
第5章は「一眼をめぐる攻防」です。詰碁だと二眼を作れるかが問われますが、本章は一眼にテーマを特化しました。第6章「筋」では、基本手筋から古典詰碁に見られる有名な筋まで、死活にまつわるさまざまな筋をまとめました。
他の章は、第2章「隅の死活」、第3章「辺の死活」、第4章「実戦」となっています。
基本型から応用型、そして実戦型まで全掲載。死活の全てが分かります。
2014年7月 日本棋院
2014年8月1日発売
著者 張栩
B6判 640頁
定価 2,800円+税
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