【呉清源先生の百寿を祝う会】
囲碁界に革命を起こした「新布石」、「無敵の十番碁」等で昭和最強の棋士と謳われた、碁神・呉清源九段が今年5月19日、満百歳を迎えられた。囲碁界初の慶事であり、「呉清源先生の百寿を祝う会」(主催・読売新聞社、呉家 後援・日本棋院)が23日、東京・大手町の「よみうり大手町ホール」で盛大に行われた。席上、二十五世本因坊治勲―吉原由香里六段の記念公開対局が弟子の林海峰名誉天元らの解説で行われ、師の百寿を出席者全員で祝った。
【第11回文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦全国大会】
梅雨が明け夏本番、子供たちの季節がやってきた。外はうだるような暑さだが、会場には質の異なる熱気、さわやかな活気にあふれていた。第11回文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦全国大会が7月27、28の両日東京・市ケ谷の日本棋院で行われ、小学校の部は長久手市立西小(愛知)が、中学校の部は麻布中(東京)がそれぞれ初優勝を果たし、団体日本一の栄冠に輝いた。
【第35回文部科学大臣杯少年少女大会】
名人をめざせ! 「第35回文部科学大臣杯少年少女大会」が7月29、30日の両日、東京・市ヶ谷「日本棋院」で行われた。小学生の部では北芝礼くん(愛知・名古屋市立藤が丘小6年)、中学生の部では?嶋渓吾くん(神奈川・川崎市立金程中3年)が優勝。それぞれ小学生名人、中学生名人の栄冠を勝ち取った。なお、この大会の模様は8月31日(日)、NHK・Eテレで15時より放映される予定。