'; ?>
公益財団法人日本棋院のサイトは、多くの方に利用していただけるよう、アクセシビリティに配慮した制作を行っております。
アクセシビリティの実装方法としてスタイルシートを使用しており、現在ご覧のブラウザはスタイルシート非対応のブラウザのため、表示結果が異なっております。情報自体は問題なく取得いただけます。
【第57期NHK杯決勝】
第57期NHK杯決勝戦で結城聡NHK杯選手権者(関西棋院所属)と井山裕太名人(日本棋院関西総本部)が激突し、関西勢同士が火花を散らした。ディフェンディングチャンピオンの結城は巧みな打ちまわしでポイントを稼ぎ、ペースを握る。勝負手を連発する井山を冷静な形勢判断で振り切った。229手完、黒番3目半勝ちをおさめ、史上三人目の連覇を果たした。決勝に進出した両者はテレビアジア選手権に出場する。
【第48期十段戦五番勝負第2局】
張栩先勝の後を受けて十段戦五番勝負(主催・産経新聞社)第2局は、東京・市ヶ谷の日本棋院での対局。東京は数日前、桜の開花宣言が出たばかりも、生憎の冬の逆戻り陽気。冷たい雨の一日、これでは土手の桜もしばしお休みするよりない。碁は例によって二転、三転の激戦。結果コウの決着が微妙に勝敗を分けた。これもいつものこと、顔色一つ変じず、穏やかな態度を失しない山下敬吾であるが、その実は「復か」の思いではらわた煮えくりかえっているかもしれない。その悔しさを癒すのは勝利しかない。半年に渉るタイトル三連戦も残り僅か。山下、最後の闘志を振りしぼれ、ただ一本の隘路を駆け抜けよ。第3局は4月8日、大町対局である。
« 週刊碁3月29日号(3月22日発売)特集内容 | 週刊碁 記事一覧 | 週刊碁4月12日号(4月5日発売)特集内容 »