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週刊碁4月12日号(4月5日発売)特集内容

【第3回大和証券杯グランドチャンピオン戦決勝】

 真のネット王者を決める「第3回大和証券杯グランドチャンピオン戦」が3月27日、東京駅八重洲口の「グラントウキョウノースタワー」内の大和証券本店で行われた。ネット碁らしくスリル満点な攻防の末、最後は形勢微細。からくも高尾が残して、黒番半目勝ちとなった。当日は大盤解説会も開催され、解説の武宮正樹九段、聞き手の梅沢由香里五段の軽妙な掛け合いに200人あまりのファンを大いに喜ばせた。

 

【本因坊戦リーグ最終戦】

 三連覇を目指す羽根直樹本因坊への挑戦権は、井山裕太名人と山下敬吾天元によるプレーオフへともつれ込んだ。4月1日、本因坊リーグ最終7回戦の4局が東京、大阪で行われ、トップ並走していた井山、山下の両者が相譲らず6勝1敗でフィニュッシュ。どちらが勝っても本因坊初挑戦となるプレーオフは、間をおかず5日に東京・日本棋院で打たれる。リーグ陥落は山田規三生九段、武宮正樹九段、結城聡九段、三村智保九段の四人。


週刊碁4月12日号
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