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2005年09月 アーカイブ

2005年09月06日

NO.4 孔 令文 五段

■五段 孔令文
(コウ レイブン)
写真:孔令文

昭和56年9月24日生。
中国出身。日本帰化。
菊池康郎氏に師事。


平成10年:入段
12年:二段
13年:三段
14年:四段
18年:五段

18年:第1回広島アルミ杯若鯉戦本戦入り


15年:通算100勝達成

皆さん こんにちは。孔 令文です。
9月に入っても蒸し暑くて。。。秋が待ち遠しいですね。

さて、気まぐれ日記ということで私事ですが息子・徳志(とくし)のことをご紹介させていただきます。

徳志は去年の8月に生まれ、時は早いもので先月、1才の誕生日を迎えました。徳志の成長は毎日新しい発見で私たちをドキドキさせてくれます。

孔令文五段と愛息・徳志くん

最近ではつたえ歩きもできるようになり、いたずらも上手になってきました。


僕も奥さんも息子にふりまわされヘトヘトになってしまうのですが、“パパ”、“ママ”と一生懸命呼ぼうとしてくれることがわかるとかわいくて疲れもふきとんでしまうのでした。

覚おじいちゃんも徳パワーで名人戦の挑戦者になることができました。(覚先生おめでとうございます!)

パパも覚おじいちゃんを見習って、徳にいいところを見せなくちゃね。手合いもネットリーグも一生懸命頑張りますのでみなさん応援してくださいね。

次はご近所に住んでいる小林泉美六段にお願いします。

 

栩くんと泉美ちゃんは碁の大先生なのですが、普段から僕も碁を教えてもらったり、徳志のことをかわいがってもらったりと本当にお世話になっています。(どうもありがとう^^)泉美ちゃん よろしくね♪

写真:小林泉美六段

2005年09月14日

NO.5 小林泉美 六段

■六段 小林泉美
(コバヤシ イヅミ)
写真:小林泉美
昭和52年6月20日生。東京都出身。幼時から故小林禮子七段に師事。院生と同時に小林光一九段に入門。平成7年入段、9年二段、10年三段、11年四段、13年五段、16年六段。小林光一九段は実父。張栩九段は夫。日本棋院東京本院所属。
8年:棋聖戦初段戦優勝。10年:棋聖戦二段戦優勝。第1期女流棋聖戦優勝。13年:第13期女流名人戦でタイトル奪取。第20期女流本因坊戦で祷陽子女流本因坊を3-1で破りタイトル奪取。☆史上初の女流本因坊・女流名人となる。15年:第15期女流名人戦で青木女流名人を2-0で破り女流名人復位。第22期女流本因坊戦で矢代久美子五段を3-1で破り3連覇。第1回JAL女流早碁優勝。16年:2年連続で十段戦本戦入り。17年:第7期女流最強戦優勝。史上初の女流棋戦グランドスラム。(女流本因坊、女流名人、女流棋聖、女流最強位)達成。通算タイトル獲得数 10☆女流棋士史上最多タイ。10年:棋道賞女流賞。11年:棋道賞新人賞。13年-15年:棋道賞女流賞を3回連続受賞。16年:第22回ジャーナリストクラブ賞(張栩名人本因坊王座と同時受賞)。13年-15年、17年:女流賞金ランキング1位。13年:通算200勝達成。☆女流棋士史上最年少24歳1ヶ月で達成。☆入段から6年3ヶ月で達成は女流史上最速。☆達成時勝率.639は女流史上1位。17年:通算300勝達成。★女流棋士史上最年少27歳6ヶ月で達成。★入段から9年9ヶ月で達成は女流史上最速。★達成時勝率.611は女流史上1位

皆さん、こんにちは

私もネットリーグを楽しんでいる棋士の1人です。
このリーグが始まるまでは、幽玄の間に繋いでも、同じくらいの相手がほとんどいなかったので、仕方なく(?)夫婦で打っていたこともあります。
今は色んな方との対局ができて本当に嬉しいです。

愛猫の毛毛(マオマオ)ちゃん

そう、うちにはパソコン が2台あるのです。ですから、夜8時 になるとそれぞれログインし、それぞれのリーグで相手を探します。

隣の部屋なので、お互いの碁はネット上で観戦しますが、ボヤキなどはそのまま聞こえてきます
先日、私は生まれて初めてクリックミスをしてしまいました !キリを打とうとしてその隣にノゾいてしまったのです!

当然、叫んで嘆きましたが、張栩曰く「クリックミスなのかどうかわからない微妙な手だね」とのこと。一応励ましてくれたのだと思います
愛猫の毛毛(マオマオ)ちゃん
その碁は私にしては珍しくうまく打てていたので、ミスをしてもまだ形勢は悪くなかったのですが、ショックが後を引き、結局負けてしまいました。

己の未熟さを痛感した一局です。ネット上ならではのトラブル&ハプニングは色々ありますが、皆さんはどんな時も冷静に、打ってくださいね

そして局後は打った碁を張栩に見てもらって、反省会。これが一番勉強になるかもしれません。

傾向として、あまり良くなかったのでは・・・?と思いながら打っている碁はまぁまぁ打てていて、 いい感じと思ってるときに限って一言ご忠告いただくことが多いです。自分にない考え方を聞けるので凄く勉強になります

次は、家庭内で日記をまわしてしまいます。
優しい夫でありながら、厳しい碁の先生でもある張栩です。
次回のリレー日記も、どうぞお楽しみに(*^^*)
写真:張栩九段

2005年09月27日

NO.6 張 栩 九段

■九段 張 栩
(チョウ ウ)
写真:張栩
昭和55年1月20日生。台湾台北市出身。 林海峰名誉天元門下。小林泉美六段は夫人。
平成2年院生。平成6年入段、同年二段、7年三段、8年四段、9年五段、 11年六段、13年七段、15年八段、同年九段。日本棋院東京本院所属
12年:第25期棋聖戦リーグ入り、第56期本因坊戦リーグ入り。13年:第56期本因坊戦挑戦者。14年:NHK杯優勝。 同14年:第27期新人王戦優勝。15年:第58期本因坊戦で、加藤剱正本因坊を4-2で破り本因坊を獲得。☆本因坊獲得により九段昇段(23歳5ヶ月・史上最年少)。同15年第51期王座戦で王銘エン王座を3-1で破り王座獲得。16年:第59期本因坊戦で依田紀基名人を4-2で退け本因坊を防衛。 同16年:第29期名人戦で依田紀基名人を4-2で破り名人獲得。 ☆史上五人目の名人本因坊となる。 同16年:第52期王座防衛。17年:第24期NECカップ囲碁トーナメント戦で柳時熏九段を破り優勝。 同17年:第52回NHK杯優勝。 同17年:第9回LG杯世界棋王戦で兪斌九段(中国)を3-1で破り優勝。同17年:第17回テレビアジア選手権で趙漢乗八段(韓国)を破り優勝。 同17年:第30期名人戦で小林覚九段を4-3で破りタイトル防衛。 同17年:第53期王座戦で山下敬吾天元を3-0で破り3連覇。18年:第31期碁聖戦依田紀基碁聖を3-0で破り初の碁聖獲得。 同18年:第15期竜星戦優勝。同18年:第13期阿含桐山杯優勝。同18年:第54期王座戦で山下敬吾棋聖を挑戦者に迎え防衛戦。19年1月:トヨタ&デンソー杯決勝三番勝負。李世ドル九段と対戦。通算タイトル獲得数 16 12年:棋道賞勝率第1位賞。14年:棋道賞優秀棋士賞、勝率第1位賞、最多勝利賞、最多対局賞。☆年間70勝(14敗)は史上最多記録。 15年:棋道賞最優秀棋士賞、勝率第1位賞、最多対局賞。 16年棋道賞最優秀棋士賞。第22回ジャーナリストクラブ賞受賞。 14年、16年:秀哉賞。15年-17年:賞金ランキング3年連続第1位。 16年:史上3人目の賞金1億円突破

みなさん、こんにちは。

ネットリーグは強敵揃いで、特にAリーグの相手は普段の手合と変らない厳しさがあり、僕も刺激 を受けています。落ちないように頑張ります。

さて、今日は僕の日常について少しお話します。
基本的に、対局によってスケジュールが決まるので、時期によって過ごし方が全然違うのですが、日程に余裕のあるときには自宅で「栩研究会」を開いています。 本来なら毎週のようにやりたいのですが、何かと忙しく、多くても月に2回くらいでしょうか。

張栩研究会の様子(撮影:張栩九段)

↑対局している様子:向かって左手前から万波三段、大沢三段、鈴木三段、王四段。右手前から謝二段、泉美六段、張(豊)七段、林(漢)六段

タイトル戦の間などは僕抜きで泉美ちゃんが友達を呼んで勉強していたりすることもあるようです。

先日は1ヶ月ぶりに「栩研」がありました。ちょうど三星杯予選の直後で、悔しい負け方をした友人の金秀俊七段の熱い要望で開催され、全部で12人の棋士が集まりました。

今回都合が悪く来られなかったのですが、潘善琪くん、黄翊祖くん、加藤啓子さんなども主力メンバーです。

張栩研究会の様子(撮影:張栩九段)
↑検討のちょうど一段落したところ:左から溝上八段、大沢三段、鈴木三段、蘇八段、王四段、金七段

一応朝10時からということになっていますが、棋士はなかなか時間通りには集まりません(笑) だいたい皆集合して、早碁を一局くらい打つともうお昼です。お昼ご飯は、泉美ちゃんが料理 の腕を振るってくれます。みんなで一緒に食べるとより美味しく感じるので不思議です。

いつも、一日で打ちきるリーグ戦を打つのですが、優勝者は夕食を皆にご馳走できるという名誉(?)が付いてきます。そのせいでしょうか、今まで全部僕が優勝 させてもらっています

ちなみにこのリーグ戦、勝つと3点、負けると1点の幽玄リーグ方式を採用しているので自然と局数の多い人が有利になります。毎回朝一番から打っている僕が一番優勝しやすいとも言えるかもしれません。 対局の合間に検討をすることもありますし、新作の詰碁を出したりすることもあります。みんな、自由な雰囲気で勉強しています。

タイトル戦の間は棋院での対局も少なくなるし、自然に友人に会えなくなります。こうした研究会を企画すると、家の遠い友達も来てくれたりして嬉しいです。 研究会は勉強が第一の目的ですが、皆に会えるのも楽しみの一つです。

それに僕は皆で勉強する雰囲気が好きなので、これからも時間に余裕がある限り「栩研」を続けていきたいなと思っています。

考えてみれば、久しぶりに研究会ができるのも、しばらく成績が悪く手合の数が減ったからかもしれません。最近は、自分にとっていいペースで対局ができて、体調も前より少し良くなりました。

名人戦はいいスタートを切れましたが、依然として厳しい戦いは続いていくので、いいコンディションで対局に臨めるようにこれからも頑張っていきます。

次回は、親友の蘇耀国八段にお願いしたいと思います。

最近勝率&勝ち星独走中 で、本因坊リーグに復帰&150勝で昇段など活躍中です。蘇さん、よろしく。
写真:蘇耀国八段

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