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週刊碁2月24日号(2月17日発売)特集内容

【第1回囲碁電王戦】
 コンピューターが棋士にどれだけ迫れるか。「第1回囲碁電王戦」(主催・株式会社ドワンゴ、後援・日本棋院、電気通信大学)が2月11日に日本棋院「幽玄」の間で開催された。囲碁プログラム「Zen」と張豊猷八段、平田智也三段との9路盤三番勝負を行い、張八段・平田三段ともに2連勝。結果として棋士の強さを見せつけた。Zen開発チームの加藤英樹さんは「プロに本気で研究されると分が悪い。追いつくにはあと10年かかるのでは」と言う。


【語り継ぎたい好手・名手 第4位】
 妙手といえば坂田栄男、坂田栄男といえば妙手。「カミソリ」と呼ばれたその男の棋譜は、まさに妙手・鬼手の宝庫だ。棋士200人が選ぶ『語り継ぎたい妙手・好手』の第4位は、二十三世本因坊坂田栄寿の「名人位を引き寄せた一手」だった。打たれたのははや半世紀前の昭和38年の第2期旧・名人戦。ときに名人藤沢秀行、挑戦者に本因坊坂田。天下分け目の七番勝負最終第7局だ。「坂田の外ノゾキ」もしくは「逆ノゾキ」と異名をとるこの手に関し、大竹英雄名誉碁聖、小松英樹九段、万波佳奈四段の三者に思いを語ってもらった。


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