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週刊碁7月22日号(7月15日発売)特集内容

【第68期本因坊戦七番勝負第6局】
 第68期本因坊戦七番勝負第6局(毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)が7月10、11日に三重県鳥羽市の「戸田家」で行われた。井山があと1勝で防衛となり、崖っぷちに追い込まれた高尾だったが、難しい碁を終始冷静に打ちまわし、194手まで中押しで勝利を収めた。これでシリーズは最終局に持ち込まれた。現地陣営は、立会・羽根泰正九段、解説・小県真樹九段、大盤解説・三谷哲也七段、記録・鶴田和志二段、武田祥典初段、大盤解説聞き手、高倉梢アマ。


【第38期碁聖戦五番勝負第1局】
 飛ぶ鳥を落とす勢いの井山裕太碁聖が、挑戦者の河野臨九段に、カシャと刀が触れ合った瞬間に斬られ、その傷が致命傷になってしまった。第38期碁聖戦五番勝負(主催・北國新聞、新聞囲碁連盟)が開幕し、第1局が7月6日、石川県金沢市「北國新聞会館」で行われ、序盤でポイントを挙げた黒番の河野が、その後も隙のない打ち回しで井山を圧倒、161手まで中押し勝ちし幸先のいい1勝を挙げた。第2局は7月22日、新潟県長岡市で行われる。


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