'; ?>
公益財団法人日本棋院のサイトは、多くの方に利用していただけるよう、アクセシビリティに配慮した制作を行っております。
アクセシビリティの実装方法としてスタイルシートを使用しており、現在ご覧のブラウザはスタイルシート非対応のブラウザのため、表示結果が異なっております。情報自体は問題なく取得いただけます。
【第25回テレビアジア選手権】
日本の若きエース・井山裕太九段がついに「世界」の頂点に! 「GO・碁・ジャパン」が発足してわずか1ヵ月あまりでの快挙に、日本中の囲碁ファンが快哉を叫んだことだろう――。日中韓の早碁チャンピオンを決める第25回テレビアジア選手権(主催・NHK、CCTV、KBS)が6月28日から30日までの3日間、東京・千代田区の「ホテルニューオータニ」で開催された。井山は李昌鎬九段、王檄九段を下し、決勝では韓国の朴廷桓九段を撃破。公式戦では初の世界戦優勝を果たした。日本勢の世界戦優勝は2005年の本大会を制した張栩九段以来、8年ぶり。なお結城聡九段は準決勝で敗退。日本勢同士の決勝戦対決は実現しなかったが「日本強し」を強く印象づける大会となった。
【語り継ぎたい好手・名手ベスト10・第6位は?】
「語り継ぎたい好手・名手」ベスト10の第7位に選ばれたのは、呉清源九段の「天来の妙手」であった。昨年、「尊敬する棋士・好きな棋士」ベスト10で、輝く第1位に推された呉九段は、類い稀な斬新な発想のもと、盤上に数々の好手・名手を表現してきた。その中でも秀逸だった一手が、今をさかのぼること半世紀、満天下の囲碁ファン注視の中はじまった、第1期旧・名人戦の舞台で打たれた。橋本宇太郎九段の心胆を寒からしめた鉄柱下ツケの妙手は、多くの棋士の感動を呼んだ。碁神・呉清源九段と交わりのあった小林光一名誉棋聖、依田紀基九段、小川誠子六段に語ってもらった。