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週刊碁5月14日号(5月7日発売)特集内容

【第1回華頂茶業杯】
 中国主催の新女流棋戦「第一回華頂茶業杯」が4月26日から28日まで中国浙江省台州市で行われた。これは日中韓台それぞれ3人1組の4チームが総当りリーグ戦を行う団体戦。日本からは謝依旻六段、青木喜久代八段、向井千瑛五段の日本は中国、韓国に敗れて3位に終わった。優勝は韓国、準優勝・中国、4位は台湾だった。日本チーム団長・蘇耀国八段に聞いた。

 

【棋士が選ぶ尊敬する棋士、好きな棋士ベスト10。第9位は?】
 江戸時代末期、碁界は絢爛たるときを迎え多くの棋客を輩出する。その中でもっとも大きな輝きを見せたのが、本因坊家十四世当主・本因坊秀和だった。秀和は師の十二世本因坊丈和の薫陶を受け、多くのライバルと鎬を削って碁界頂点に立つが、幕末の混乱のためついに名人に就くことはなかった。だが、星打ちを試すなどフロンティア精神あふれる遺風は、多くの後進に引き継がれた。その意味では、秀和は近代碁のルーツといえるかもしれない。「棋士が選ぶ尊敬する棋士・好きな棋士ベスト10」第9位は、第10位秀栄の師、十二世本因坊秀和である。


週刊碁5月14日
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