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日本棋院アーカイブシリーズの第2弾は、昭和五十五年発行の「梶原流置碁必勝法」(梶原武雄著)である。
本書は、昭和五十四年から発行された「梶原の碁」シリーズの最終五巻目として、置碁という分野に、梶原九段が本格的に取り組んだ一冊である。はしがきに、「…梶原は、真剣に置石をにらみつけてみた」とあるが、たとえば大いに力の差があるはずの九子局なのに、下手のほうが、九段の十八番でもある捨て石の妙技を繰り出し、序盤で早々オワッなど、痛快な梶原流が随所に見られる。
石の働きに敏感な姿勢は、置碁だからといって変わらない。一手一手に最善を求めようとする梶原九段の姿を、名囲碁ライターの中山典之六段が、絶妙の筆まわしで伝えてくれる。九子局から二子局までの置碁の序盤戦を題材に、懐かしの梶原イズムに浸かりたい方におすすめしたい一冊である。
2011年3月25日発売
著者 : 梶原武雄
B6判 224頁
定価 1200円+税
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