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本因坊秀甫が殿堂入り
 この度、第4回囲碁殿堂入りを決める「囲碁殿堂表彰委員会」が7月31日、日本棋院にて開催され、本因坊秀甫が選ばれましたので、ご連絡します。
 有識者、マスコミ関係者、棋士からなる委員12名により、事前にノミネートされた9名の候補者に対して投票により選定を行いました。投票の結果、本因坊秀甫が規定以上の票を獲得し選出されました。
 殿堂入りを果たした本因坊秀甫に対しては、顕彰レリーフを制作し、来春1月5日の打ち初め式で披露後、日本棋院会館地下一階の「囲碁殿堂資料館」にて展示を行います。

1.経歴と主な業績
18世 本因坊秀甫
本名 村瀬弥吉
棋格 準名人(八段)
生年 1838(天保9)年
没年 1886(明治19)年
経歴
(棋歴)
□ 江戸上野車坂下に生まれる
□ 1848 11歳、初段。
□ 1879 方円社初代社長。
□ 1882 「方円新報」刊。
□ 1884 準名人。
□ 1886 18世本因坊を秀栄より譲られる。
主な業績 ■ 秀策に急追する棋才をもちながら坊門に疎まれ江戸を出奔する。
■ 方円社の代表として坊門を圧倒する。
■ 方円社による機関紙「囲碁新報」の発行、段位の改訂、囲碁普及事業を積極的に推進。
■ 本因坊秀栄との10番碁が有名。
■ 政界との交流、海外への囲碁普及の先駈けとなった。

2.今回のノミネート者(含む既殿堂入り者、過去のノミネート者)
※第1回-4回までの囲碁殿堂入り候補者
第1回 第2回 第3回 第4回(平成19年度)
徳川家康            
本因坊算砂            
  中村道碩            
  安井算知            
  安井算哲            
本因坊道策            
  本因坊丈和 本因坊丈和        
  本因坊秀和   本因坊秀和 本因坊秀和    
本因坊秀策            
  本因坊秀甫   本因坊秀甫   本因坊秀甫 本因坊秀甫
      本因坊秀栄   本因坊秀栄   本因坊秀栄
      本因坊秀哉   本因坊秀哉   本因坊秀哉
      大倉喜七郎 大倉喜七郎    
      瀬越憲作   瀬越憲作   瀬越憲作
      岩本薫    岩本薫   岩本薫
      木谷実   木谷実   木谷実
      呉清源   呉清源    
          喜多文子   喜多文子
              牧野伸顕
              橋本宇太郎
☆ 殿堂入り
第1回特別創設記念表彰 : 徳川家康、本因坊算砂、本因坊道策、本因坊秀策
第2回特別創設記念表彰 : 本因坊丈和
第3回表彰 : 本因坊秀和、大倉喜七郎
第4回表彰 : 本因坊秀甫

【この件に関する問い合わせ】
日本棋院囲碁殿堂資料館:03-3288-8637
日時 : 2007年08月01日 |

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