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瀬越憲作名誉九段が囲碁殿堂入り(第6回囲碁殿堂表彰)

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この度、2009年8月28日に、日本棋院において「囲碁殿堂表彰委員会」が開催され、第6回囲碁殿堂入りとして、瀬越憲作名誉九段が選ばれました。
有識者、棋士からなる出席委員8名により、事前にノミネートされた候補者の中から投票により選出されました。
囲碁殿堂入りを果たした瀬越憲作名誉九段に対しては、顕彰レリーフを制作し、来春1月5日の打ち初め式で披露後、日本棋院会館地下一階の「囲碁殿堂資料館」にて展示を行う予定です。

1. 囲碁殿堂入り決定者の経歴と主な業績
瀬越憲作1889(明治22年)?1972(昭和47年)
経歴 □1909年 方円社(当時の囲碁団体)に入門
□1924年 日本棋院創立に参加
□1946年 日本棋院初代理事長就任
□1955年 名誉九段
□1958年 紫綬褒章受章/1966年 勲二等瑞宝章受章
主な業績 ■囲碁の国際的普及と文化振興に貢献する。
■呉清源の師として中国との交流を促進する。
■東京大空襲によって焼失した日本棋院会館の再建につとめた。
■「瀬越囲碁講座」等100冊以上の著作を著し、囲碁の普及にあたった。
■『御城碁譜』、『明治碁譜』といった大著の編纂にもあたり、囲碁史研究にも足跡を残す。


2.今回のノミネート者
安井算哲(渋川春海)、井上(幻庵)因碩、正岡子規、喜多文子
瀬越憲作、岩本薫、橋本宇太郎、木谷実


これまでの殿堂入り
第1回特別創設記念表彰:徳川家康、本因坊算砂、本因坊道策、本因坊秀策
第2回特別創設記念表彰:本因坊丈和
第3回表彰:本因坊秀和、大倉喜七郎
第4回表彰:本因坊秀甫
第5回表彰:本因坊秀栄、本因坊秀哉

【この件に関する問い合わせ】
日本棋院囲碁殿堂資料館:03-3288-8637

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