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「囲碁マンガ原作大賞」入賞作品決定!! |
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週刊『碁』創刊1500号記念
「囲碁マンガ原作大賞」 入賞作品決定!
財団法人日本棋院と株式会社囲碁将棋ライフは、青少年の囲碁ファン拡大を目的として、 「囲碁マンガ原作大賞」を創設し、昨春より募集を行ってきました。
2007年11月30日(消印有効)に締切り、全国より149作品のご応募をいただきました。
先日、作家の鈴木光司先生、マンガ家のモンキー・パンチ先生、棋士の梅沢由香里女流棋聖、日本棋院理事長 岡部弘が審査を行い、入賞作品が決定しました。
さまざまな観点から厳正に審査しましたが、残念ながらグランプリ(賞金100万円とマンガ化)該当作なし、という結果になりました。
代わりに準グランプリ(賞金50万円)枠2点を設け、佳作(賞金20万円)2点とともに選出いたしました。結果は、以下の通りです。
「囲碁マンガ原作大賞」(主催:日本棋院/囲碁将棋ライフ)審査結果
応募総数 149点
★準グランプリ(賞金50万円)=2点 ※特別に設置。
〈作品名〉『友情の棋譜』 〈作者〉 秋山 滋 千葉県在住
〈作品名〉『「銀曜日の 」』 〈作者〉 神戸にょろにょろ(本名 木原正生) 兵庫県在住
★佳作(賞金20万円)=2点
〈作品名〉 『ほんの少しだけ勝てばいい』 〈作者〉 斉藤信雄 東京都在住
〈作品名〉 『Let’s G● レッツ・ゴー』 〈作者〉 金谷有佳子 秋田県在住
順不同・敬称略
※ グランプリ(賞金100万円)=1点は、該当作なし。
囲碁マンガの原作。この制約の中で、どれくらい自由な発想と出会えるのか。 「囲碁マンガ原作大賞」審査総評 鈴木光司(作家) |
「囲碁マンガ原作大賞」入賞作品概略
準グランプリ 作品名『友情の棋譜』 作者秋山滋
〈作品概略〉 大学時代の先輩榊原が、私の囲碁弟子健一少年を、筋ジストロフィー症ながら才能豊かな少年拓也に引き合わす。二人は意気投合するが、やがて囲碁の少年少女名人戦で、対戦することに。不自由な拓也の代わりに、健一が石を置き時計も押す、という異例の対局となった。途中で、拓也は倒れ病院へ。健一は、拓也の分まで、その後のトーナメントを戦っていく……。 |
〈作品概略〉 囲碁の世界一の座がコンピューターに奪われて久しい近未来。僕は、祖父の死を機に養女・ミコを引き取る事になった。知的障害を抱えたミコだが、囲碁の実力はトップ棋士レベル。ただ、囲碁が強くなればなるほど、障害は悪化していった。脳の機能や感覚能力を囲碁に注ぎ込んでいたからである。そして、世界最強のコンピューター“ニャロラトテップ”と対戦する……。 |
〈作品概略〉 井口吾郎は小学5年生。学業成績、運動や容姿など、何から何まで「普通」。特技も特徴もない。それが悩みだった。そんな中、ふとしたことから「ひきこもり」になってしまう。吾郎は叔父さんから囲碁を薦められ、初めて打った碁で「半目だけ勝てば良い」というところに、興味を持つ。上達するに連れ、吾郎の心は癒されていき、明るさを取り戻す。その後、プロ棋士を目指す……。 |
〈作品概略〉 野球好きな橘元気と、全国の囲碁大会で活躍する双子の姉・智得は、同じ中学校へ進学。智得は廃部が検討されている囲碁部に入る。夏の団体戦出場が部の存続条件だった。大会前日、急病で智得は入院。代わりに、元気が女装して出場する。全戦全勝するが、正体がばれ棄権。ただ廃部は免れる。これを機に、元気は姉の特訓やライバルとの戦いで、囲碁の実力をつけていく… |
─日本棋院・囲碁将棋ライフ─
「囲碁マンガ原作大賞」は、第2回も開催を行い、8月に募集開始の予定です。
募集要項が決まりましたら、ご案内させていただきます。
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