日本、中国、韓国、中華台北の4カ国地域が対戦する団体戦、
おかげ杯国際新鋭対抗戦(主催:日本棋院、横丁棋院、協賛:(株)濱田総業)の第3戦と順位決定戦が11月2日に三重県伊勢市の
おかげ横丁で行われた。
日本チーム(
一力遼七段、
瀬戸大樹七段、
謝依旻六段)は第3戦で決勝進出をかけて韓国と対戦したが、0勝3敗で敗れ、チーム成績1勝2敗となり3位決定戦に進んだ。
中国と中華台北の対戦は3勝0敗で中国が勝ち、チーム成績3勝0敗で1位通過した。
順位決定戦は各国の主将が対局し順位を決定する。
日本は主将の一力が中華台北の王元均七段と対戦したが中押しで敗れ、日本チームは4位となった。
また、団体戦の順位の女流が対戦する個人戦では、謝が中華台北の蘇聖芳二段を白番中押しで下し、3位となった。
団体戦の決勝は韓国の羅玄五段が中国の柯潔四段を白番中押しで下し、優勝を決めた。
女子個人決勝は中国の曹又尹三段と韓国の朴志娟三段が対戦し、朴が白番中押し勝ちを収め優勝した。
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団体と女流個人ともに逆転で優勝した韓国チーム
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決勝戦は和室で椅子対局を実施
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日本チーム主将の一力はまさかの4連敗
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謝(左)は中華台北の蘇を下し個人戦3位
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日本棋院ネット対局
「幽玄の間」ではおかげ杯の決勝戦をライブ中継しました。
■順位決定戦の結果(11月2日) ※左側が勝者、△印は先番
・団体戦1位決定戦
羅玄五段 中押し △柯潔四段
・団体戦3位決定戦
△王元均七段 中押し 一力遼七段
・女子個人1位決定戦
朴志娟三段 中押し △曹又尹三段
・女子個人3位決定戦
謝依旻六段 中押し △蘇聖芳二段
■第3戦の結果(11月2日) ※左側が勝者、△印は先番
韓国(3勝)―日本(0勝)
△羅玄五段 中押し 一力遼七段
金庭賢五段 中押し △瀬戸大樹七段
△朴志娟三段 中押し 謝依旻六段
中国(3勝)―中華台北(0勝)
柯潔四段 中押し △王元均七段
△連笑七段 中押し 陳詩淵九段
曹又尹三段 中押し △蘇聖芳二段
【出場選手】
日本:一力遼七段、瀬戸大樹七段、謝依旻六段
中国:柯潔四段、連笑七段、曹又尹三段
韓国:羅玄五段、金庭賢五段、朴志娟三段
中華台北:王元均七段、陳詩淵九段、蘇聖芳二段
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選手と関係者での集合写真
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