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坂井秀至が碁聖奪取!【第35期碁聖戦五番勝負第5局】8/27

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張栩碁聖坂井秀至七段が挑戦する第35期碁聖戦五番勝負第5局(新聞囲碁連盟主催)が27日に東京・市ヶ谷の日本棋院で行われ、275手までで白番の坂井が2目半勝ちをおさめ通算成績3勝2敗で碁聖位を奪取した。坂井は初の七大タイトル獲得。終局時間は19時2分、持ち時間4時間のうち黒の張が残り1分、白の坂井が残り1分だった。
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碁聖戦第5局 終局   

報道陣のインタビューに答える坂井秀至新碁聖

 

碁聖戦第5局 終局   

初のビッグタイトル獲得となった坂井秀至碁聖(右)

 

碁聖戦第5局 終局

張栩の碁聖5連覇は惜しくもならなかった

 

 

【碁聖戦挑戦手合第5局終局図 

黒:張栩碁聖 白:坂井秀至七段 白2目半勝ち】

碁聖戦第5局終局図

 

 

第35期碁聖戦挑戦手合五番勝負結果  

対局日

勝者

内容

相手

場所

 

第1局

6月24日 

張栩碁聖

白中押し勝ち

坂井秀至七段 

宮城県

 

第2局 

7月9日

坂井秀至七段

白2目半勝ち

張栩碁聖

石川県

 

第3局

7月20日

張栩碁聖

白中押し勝ち

坂井秀至七段

新潟県

 

第4局

8月19日

坂井秀至七段

白3目半勝ち

張栩碁聖

大阪府

 

第5局

8月27日

坂井秀至七段

白2目半勝ち

張栩碁聖

東京都

 

 

 

 

坂井秀至碁聖誕生により、関西棋院所属棋士の七大タイトル獲得は1981年の橋本昌二王座以来29年ぶり。

 

張の5連覇はならず、棋聖・十段・王座の3冠に後退。七大タイトルは井山裕太名人、山下敬吾本因坊・天元、坂井秀至碁聖との4人で分けあうことになった。

 

 

日本棋院ネット対局「幽玄の間」では第35期碁聖戦五番勝負を全局ライブ中継いたしました。

 

 

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