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井山4連勝!史上最年少二十歳の名人誕生!!【第34期名人戦七番勝負第5局】10/15

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張栩名人井山裕太八段が挑戦していた、第34期名人戦七番勝負(主催:朝日新聞社)の第5局が10月14、15日に静岡県熱海市の「あたみ石亭」で行われ、白番の井山八段が176手までで張名人に中押し勝ちを収め、第2局から4連勝、通算成績4勝1敗で名人奪取を達成した。

終局は16時48分、残り時間は持ち時間8時間のうち、黒の張が1時間28分、白の井山が17分だった。

34期名人戦井山

終局後撮影に応じる井山(写真:横山勝彦) 

 

井山は平成元年(1989年)5月24日生まれ、平成17年に16歳で阿含桐山杯に優勝し初タイトルを獲得、19年に新人王、21年に竜星戦に優勝し過去に3タイトルを獲得している。名人位は通算4つめのタイトルで20歳4ヵ月での獲得は史上最年少記録となった。名人獲得により井山は九段に昇段する(史上最年少昇段記録、16日付)。 

また、七大棋戦でも昭和51年(1976年)に王座戦で20歳5ヵ月でタイトルを獲得した趙治勲七段(当時)の記録を塗り替えることになった。(棋戦別最年少記録はこちら

 

【名人戦第5局終局の場面 黒:張栩名人 白:井山裕太八段】

34期名人戦第5局終局の場面

 

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