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張栩名人、タイトル死守!【第33期名人戦七番勝負第7局】11/6 |
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張栩名人に井山裕太八段が挑戦していた、第33期名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第7局が、11月5、6日に山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われ、236手までで白番の張栩名人が中押し勝ちを収め、通算成績4勝3敗で防衛を決めた。終局時間は17時35分、残り時間は持ち時間8時間のうち黒の井山挑戦者が8分、白の張栩名人が1時間5分だった。
【名人戦第7局 終局の場面】 黒番:井山裕太八段 白番:張栩名人
シリーズは井山挑戦者の連勝で幕を開け、3局目からは名人が逆に3連勝をしてリードを得た。第6局では井山挑戦者が踏ん張り、タイトルの行方は最終局へと持ち越された。
握り直した第7局は封じ手の前後でペースを握った張栩名人が、挑戦者の追撃をかわし連覇を達成した。これで張栩名人は通算4期目の名人位となり、タイトル獲得数を24(歴代8位タイ)とした。
一方、史上最年少19歳での名人挑戦で話題となった井山挑戦者だが、ビッグタイトル獲得はならなかった。
日本棋院ネット対局「幽玄の間」では、名人戦挑戦手合の模様を全局ライブ中継いたしました。
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