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週刊碁6月16日号(6月9日発売)特集内容

【第69期本因坊戦七番勝負第3局】
 井山裕太本因坊が3連勝か、もしくは伊田篤史八段が1勝目をあげるのか――。シリーズの行方を大きく左右する第69期本因坊戦七番勝負(主催・毎日新聞社、協賛・大和証券グループ)・第3局が、6月4、5日の2日間に渡り、北海道網走市「北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート」で行われた。序盤に伊田が誰もが目を疑う新手を披露。コウ絡みの難しい攻防が展開された大熱戦は、黒番の井山が201手まで中押し勝ち。無傷で防衛にあと1つと迫った。

【棋士200人が選んだ「語り継ぎたい好手・名手ベスト10」、第3位は?】
 棋士200人が選んだ「語り継ぎたい好手・名手ベスト10」。第3位は江戸時代の大名人・本因坊丈和の一手が選ばれた。この碁は相手の赤星因徹が局後に血を吐いて倒れ、帰らぬ人となった「吐血の局」として著名であるが、同時に「丈和三妙手の局」としても名高い。今回選出されたのは、その三妙手のうちの1番目=二線のカドにオイた手である。この妙手に票を投じた山城宏九段、蘇耀国八段、大橋拓文六段に話を伺った。

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