【第5回おかげ杯トーナメント戦】
30歳以下の棋士により争われる「第5回おかげ杯トーナメント戦」(主催・横丁棋院、日本棋院、協賛・株式会社濱田総業、後援・伊勢市、株式会社赤福、有限会社伊勢福、中日新聞社、三重テレビ放送、三重エフエム放送)が5月15、16日に、三重県伊勢市の「おかげ横丁」周辺で行われ、16名の若手棋士が戦った。優勝は、昨年優勝し今回シードで出場した一力遼おかげ杯。前週のグロービス杯優勝の勢いをそのままに、圧倒的な力を見せつけて連覇を果たした。
【新初段シリーズ・金子真季新初段】
今年度の新初段シリーズ、最後に登場してくれるのは金子真季初段だ。女流採用枠から入段を果たした18歳、高校を卒業したばかり。フツウの女の子に見えてさにあらず、ウワサによれば盤上ではなかなか剛のものだとか。「パワーがすごくて、とにかく石を取りにくる」碁だとか。今回、胸を貸してくれるのは、やはり力強い棋風で鳴る三谷哲也七段だ。