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週刊碁4月14日号(4月7日発売)特集内容

【第10回春蘭杯世界プロ囲碁選手権】
 2年に1度の世界戦、第10回春蘭杯世界プロ囲碁選手権が3月26、28日、中国江蘇省泰州市の「春蘭ホテル」で行われ、各国代表24名が戦った。日本からは井山裕太九段、山下敬吾九段、張栩九段、河野臨九段、村川大介七段の5人が1回戦から出場し、張ひとりが連勝してベスト8へ進出した。8人の内訳は、中国5、韓国2、日本1。

 

【プロ棋士ペア碁選手権2014決勝戦】
 一人でも強い棋士はペアでも強い。プロ棋士ペア碁選手権2014(日本ペア碁協会主催)決勝戦が、3月2日に東京・市ヶ谷の「囲碁将棋チャンネル」スタジオで行われた。矢代久美子六段・井山裕太棋聖ペアVS.向井千瑛女流本因坊・結城聡十段ペアというタイトル戦の組み合わせが合体したような、豪華メンバーである。内容も充実で複雑なコウ争いの末、矢代・井山ペアがともに初めての優勝を果たしている。

 

【第2回電聖戦】
 囲碁の世界でコンピュータは果たしてどれほど強くなっているのか―。コンピュータとプロ棋士による公式定期戦、第2回「電聖戦」が3月21日、東京都調布市の電気通信大学で行われ、依田紀基九段が2つの囲碁プログラムを相手に四子で戦った。結果は1勝1敗だが、気合満点の依田 九段を相手に互角の勝負を演じたコンピュータの強さが際立った。

 

【ゆうちょ杯ジュニア本因坊戦全国大会】
中学生以下のチャンピオンを決める「ゆうちょ杯第17回ジュニア本因坊戦全国大会」が3月26、27日に東京都港区のメルパルク東京で行われた。全国15地区で開かれた地区大会を勝ち抜いた33名と推薦五名の計38名が、ジュニア本因坊戦方式で6回戦を戦ったところ、5勝1敗が5名出る大混戦。成績集計の結果、優勝を決めたのは静岡代表の金遼くん(静岡市立安東中3年)だった。


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