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週刊碁3月24日号(3月17日発売)特集内容

【第38期棋聖戦七番勝負第6局】
 井山裕太棋聖防衛! 山下敬吾九段の挑戦を受けた第38期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)。三連勝の後、第四、五局と連敗。勝負の流れからみて、3連敗で最終局は避けたい井山。3月12、13日に新潟県南魚沼市「龍言」で行われた第6局は、黒番井山が序盤でペースをつかみ、白の腹中にあった三子を好手順で逃げ出し、地合の差を決定的とした。山下の繰り出す勝負手をかわし、229手完、黒中押し勝ち。4勝2敗で今シリーズ決着となった。


【第26期女流名人戦三番勝負第2局】
 加藤啓子六段が意地を見せて、決着は最終局にもつれ込んだ。女流名人戦三番勝負(産経新聞社主催)第2局が3月12日、京都府京都市の平安女学院大学「有栖館」で行われた。謝依旻女流名人の先勝を受けての今局、挑戦者の加藤が後半勝負で先番1目半勝ちをもぎとった。謝の7連覇か、加藤の復位か。注目の第3局は東京・日本棋院で3月24日(月)に行われる。


週刊碁3月24日号
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