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週刊碁12月30日・1月6日合併号(12月23日発売)特集内容

【中野杯U20選手権・特別記念対局】
 許家元(きょ・かげん)初段が中野杯U20選手権で優勝したごほうびに、高尾紳路九段に打ってもらえる。ちょっと気が早いが、最高のクリスマスプレゼントあるいはお年玉だろう。許くんにとって平成25年はうれしいプロ一年だった。春の入段以来、15勝2敗(現在9連勝)と勝ちまくり、中野杯でも有力候補を蹴散らして、昨年の一力遼二段に続く15歳での最年少優勝を勝ち取った。かくなるうえは、一年をまとめるにふさわしい内容で「許家元ここにあり」を示してほしいものだ。


【第17期ドコモ杯女流棋聖戦挑戦者決定戦】
 3年連続、謝―青木の戦いに。第17期ドコモ杯女流棋聖戦(協賛・NTTドコモ)の挑戦者決定戦が12月16日に東京・市ヶ谷の「竜星スタジオ」で打たれ、青木喜久代八段が石井茜二段を下して謝依旻女流棋聖への挑戦権を獲得した。青木にとっては謝と決着をつけるためには何としても通過しなければならない関門。らしからぬ薄い碁で苦戦を強いられたものの、逆境を跳ね返しての勝利だった。「謝さんとまた打てるのが楽しみです」と青木。注目の三番勝負第1局は1月23日、平塚市で行われる。


週刊碁12月30日、1月6日合併号
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