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週刊碁12月23日号(12月26日発売)特集内容

【第15回農心辛ラーメン杯世界最強戦第2ラウンド】
 日中韓3ヵ国による勝ち抜き団体戦(各チーム5人)、「第15回農心辛ラーメン杯世界最強戦」の第2ラウンド(第5戦から第10戦)が、12月2日から7日、韓国・釜山で行われた。日本からは、河野臨九段、結城聡九段、張栩九段が順に出場したが、5番手の張が7日の第10戦で、韓国の四番手、金志錫九段に敗れ、全員が敗退。最終の中国・上海ラウンドに進むことはできなかった。日本は結局、第9戦で張があげた1勝にとどまり、8大会連続で最下位が決まった。現地での模様を報告する。

 

【第51回プロ・アマ本因坊対抗戦】
 年末のお楽しみイベント、プロ・アマ本因坊対抗戦(主催・毎日新聞社、協力・サンシャインシティ囲碁サロン)が8日、サンシャインシティ囲碁サロンで行われた。今年で51回を数え、サンシャインシティで大盤解説会が催されるようになって19回目となる。史上初となる6冠王の井山裕太本因坊に対するのは、アマ本因坊、アマ名人、アマ竜星を保持する洪ソッ義アマ。井山6冠―洪アマ3冠という、最強対決が実現した。手合割は「アマの先・6目コミもらい」である。プロアマオープン棋戦で、プロに勝って予選から本戦に勝ち進む実力の洪アマが、井山本因坊と対戦するという、興味深い顔合わせとなった。大盤解説は山城宏九段、聞き手は万波奈穂三段。450人のファンが、師走の喧騒を忘れて、夢の対決を堪能した。


週刊碁12月23日号
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