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週刊碁12月2日号(11月25日発売)特集内容

【第61期王座戦五番勝負第2、3局】
 井山裕太王座に張栩九段が挑戦している第61期王座戦五番勝負(日本経済新聞社主催)の第2局と第3局は、11月19日と21日に宮城県仙台市秋保温泉の「茶寮宗園」で打たれ、第2局を井山、第3局を張がそれぞれ勝って、対戦成績は井山の2勝1敗となった。五番勝負が同じ会場で続けて2局打たれるのは4回目だが、1勝1敗になったのは今回が初めて。第3局で張九段が意地を見せ、今期のシリーズはおもしろくなってきた。

 

【第8回広島アルミ杯若鯉戦】
 日本棋院所属の30歳、六段以下の若手棋士16人による、第8回広島アルミ杯若鯉戦(主催・日本棋院・日本棋院広島県本部、特別協賛・広島アルミニウム工業株式会社、後援・中国新聞社)が11月16、17の両日、広島市中区の中国新聞社で行われ、優勝者予想投票で圧倒的な支持を受けていた一力遼三段(16)が、決勝で富士田明彦新人王(22)を降し初優勝を果たした。3位には孫喆二段、藤沢里菜二段の二人が入賞した。


週刊碁12月2日号
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