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週刊碁8月26日号(8月19日発売)特集内容

【第38期碁聖戦五番勝負第4局】
 井山裕太碁聖に河野臨九段が挑戦している第38期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)。河野の2連勝のあとに井山が1勝を返して迎えた第4局が、8月9日に東京・市ヶ谷の日本棋院で打たれた。黒番の井山が中国流から実利先行策に徹し、中盤で白模様の中の石を動き出すシノギが見事にはまって快勝。対戦成績を2勝2敗の五分に戻し、勝負は最終の第5局にもつれ込んだ。立会は上村陽生九段。ネット解説は秋山次郎九段、記録は本木克弥二段と藤村洋輔初段。


【第38期名人戦挑戦者決定プレーオフ】
 山下敬吾名人への挑戦をかけた挑戦者決定プレーオフ(朝日新聞社主催)、井山裕太棋聖―河野臨九段戦が8月5日、大阪市の日本棋院関西総本部で打たれ、井山棋聖が169手までで黒番中押し勝ちをおさめ、挑戦権を手にした。これにより、碁界初となる年間7大タイトル戦全戦出場の大記録を達成することとなった。井山が名人戦に登場するのは2年ぶり。初の名人挑戦を目指していた河野だったが、叶わなかった。


週刊碁8月26日号
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