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週刊碁4月29日号(4月22日発売)特集内容

【森ビル杯第51期十段戦五番勝負第4局】
 井山裕太十段がカド番をシノぐのか、もしくは結城聡九段が一気にタイトルを奪取するのか。森ビル杯第51期十段戦五番勝負(主催・産経新聞社)第4局が4月18日、大阪府大阪市の日本棋院関西総本部で行われた。序盤の攻防で主導権を握った井山が、中盤で妙手を放ち決定打に。その後も的確にまとめ上げ、179手まで黒番中押し勝ち。シリーズスコアを2―2の五分に戻し、勝負は最終局へと持ち越された。現地陣営は、立会・円田秀樹九段、解説・山田規三生九段、記録・阪本寧生四段と但馬慎吾四段。

 

【棋士200人が選んだ『語り継ぎたい好手・名手』ベスト10、第9位は?】
 第10位の発表からだいぶ間が開いてしまったが、「棋士200人が選んだ『語り継ぎたい好手・名手』ベスト10」の第2回、第9位の発表である。選ばれたのは平成17年、第60期本因坊戦七番勝負第3局で、挑戦者の高尾紳路八段(当時)が張栩本因坊に放った第二線のオキ。この手で高尾は第1局からの3連勝を飾り、ひいては初のビッグタイトル本因坊を獲得した。高尾の兄弟子の三村智保九段、そして万波奈穂二段にもお話をうかがった。


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