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週刊碁10月1日号(9月24日発売)特集内容

【羽根本領!第37期名人戦挑戦手合第2局】
山下敬吾名人が羽根直樹九段に先勝して迎えた第三十七期名人戦七番勝負第二局(朝日新聞社主催)は、九月二十、二十一日、北海道上川町の「朝陽亭」で開催。意欲的な立ち上がりを見せた羽根が、その後も怯まずに力強い打ち回しを見せて百八十四手まで白番中押し勝ち。スコアを一勝一敗に戻した。

【第37期新人王戦決勝三番勝負第1局】
 第37期新人王戦(しんぶん赤旗主催)の決勝三番勝負は、「新人王」の名前にふさわしい富士田明彦三段と金沢真三段の新鋭対決となったが、NHK杯の記録係を務めているので、囲碁ファンにはなじみのある顔だろう。9月19日に東京の日本棋院で行われたの開幕戦は、黒番の富士田が、謝依旻女流本因坊、河英一五段らNHK杯出場経験者や大型新人の一力遼二段を破ってきた勢いのままに、黒番6目半勝ちで 幸先のよいスタートを切った。


週刊碁10月1日
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