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週刊碁7月30日号(7月23日発売)特集内容

【第67期本因坊戦七番勝負第7局】
 山下道吾本因坊に井山裕太天元が挑戦する、第67期本因坊戦七番勝負第7局(主催・毎日新聞社、協賛大和証券グループ)が7月18、19日、静岡県伊豆市吉奈温泉「東府や」で行われた。互いに強手を繰り出す大乱戦、三度のフリカワリが起こる難戦も、山下の追撃を振り切った井山が、255手まで、白番7目半勝ちで制し、4勝3敗で初の本因坊獲得。井山はこれで天元、十段と合わせて三冠となった。

 

【第37期碁聖戦五番勝負第2局】
 羽根直樹碁聖に井山裕太天元が挑む第三十七期碁聖戦五番勝負(主催・静岡新聞社、静岡放送、新聞囲碁連盟)。その第2局が静岡県静岡市「ホテルセンチュリー静岡」で行われた。激闘は井山が大模様を広げ、羽根が実利を稼ぐ展開に。勝負どころは、中盤に模様に入り込んだ石の折衝。この戦いで、井山は中央を突き抜いて、優勢を築いた。その後羽根が食らいつくも、井山は冷静な判断で対処し、連勝を収めた。立会兼大盤解説・山城宏九段、記録・稲垣陽四段、武田祥典初段、大盤聞き手・平岡由里子さん(アマ)。


週刊碁7月30日
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