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週刊碁9月19日号(9月12日発売)特集内容

【第7回中野杯U20選手権】
 中野杯は本戦1回戦が大きなヤマである。予選を勝ち抜いた8名とシード組の8名、計16名で争われる一回戦。ここを勝ち抜いてベスト8に入れば、恒例の中国遠征のメンバーに選ばれるし、そう多くはないが賞金も出る。そして何よりも二十歳以下の日本ナンバーワンに向けて視界がぐんと開けてくる。しにものぐるいで突破しなければならないのだ。その1回戦の中から最もスリリングな一戦を紹介しよう。

【第59期王座戦挑戦者決定戦】
 張栩王座への挑戦を懸けた、第59期王座戦のトーナメント決勝戦、井山裕太名人・十段対羽根直樹碁聖の一局が9月8日、大阪梅田の日本棋院関西総本部で打たれ、174手までで白番羽根碁聖が中押し勝ちをおさめた。ともに今年タイトルを獲得するなど絶好調同士の対戦だったが、羽根が得意のシノギ勝負に持ち込んで勝利し、今年3度目のタイトル戦登場となった。


週刊碁9月12日
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