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週刊碁9月5日号(8月29日発売)特集内容

【第24回世界選手権富士通杯】
 日本が苦戦を強いられてきた世界戦の舞台で、井山裕太九段が3位に入る活躍を見せ、明るい希望を感じさせる大会だった。第24回世界選手権富士通杯(読売新聞社主催、富士通株式会社協賛)が8月10日から14日まで、大阪の「日本棋院関西総本部」で行われた。優勝したのは韓国の朴廷桓九段(パク・ジョンファン)、2位が中国の邱峻八段である。井山は準決勝で朴と対戦、優勢の碁を失って惜しくも決勝進出を逃した。日本勢では坂井秀至八段もベスト8に入り、地元二人の頑張りで大阪のファンも大いに沸いたシリーズだった。先週に引き続いて、準々決勝以降の模様をお伝えする。


【中国常徳・柳葉湖杯第2回世界囲碁名人争覇戦】
 日中韓3ヵ国の名人が争う?中国常徳・柳葉湖杯?第2回世界囲碁名人争覇戦(主催・人民日報社、中国囲棋協会、常徳市)が、8月17日から20日にかけて中国湖南省常徳市で行われ、井山裕太名人(22)、朴永訓韓国名人(26)、江維傑中国名人(19)が変則トーナメントで戦った。最近国際棋戦で好調な井山名人には大きな期待がかかっていたが、第1戦、2戦ともに敗れ、3位に終わった。優勝は韓国・朴名人、2位が中国・江名人。


週刊碁8月29日
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