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【第26期碁聖戦五番勝負第３局】
坂井秀至碁聖が連勝し、タイトル防衛まであと一つと迫った第26期碁聖戦五番勝負、注目の第３局が７月29日に石川県金沢市「北国新聞会館」で行われた。中盤過ぎに挑戦者・羽根直樹九段が意外な強手から優勢を築き、そのまま逃げ切って黒番３目半勝ち。カド番をシノいで地元・中部総本部の第四局に望みをつないだ。これが反撃の狼煙となるのか。本局の立会人は本田邦久九段、記録係・星川拓海三段、田村千明二段、現地大盤解説に倉橋正行九段。
【第８回文部科学大臣杯小・中学校団体戦】
「碁は自由なゲームです。定石や常識にとらわれずに工夫し、日頃の成果を発揮し、すばらしい碁を見せてください」という審判長の井山裕太名人・十段のあいさつで始まった「第８回文部科学大臣杯小・中学校団体戦」。７月31日、８月１日の両日にわたって、128校384名が力を合わせ、熱戦を繰り広げた。優勝の栄冠に輝いたのは、埼玉代表・川口市立飯塚小学校、東京代表・駒場東邦中学校。両校ともにうれしい初優勝となった。
