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週刊碁10月12日号(10月5日発売)特集内容

【第6回中野杯U20選手権決勝】

 ポスト井山は誰か――これが第6回中野杯U20選手権戦の話題の中心だった。井山が「卒業」した昨年は李沂修が圧倒的な強さを発揮して優勝。しかし今回も大本命と見られた李は準決勝で敗退した。決勝を争ったのは、その李を力戦の末に破った志田達哉三段と、井山と大の仲よしの村川大介五段。ともに十八歳、日本棋院中部総本部と関西棋院の決戦である。初優勝めざす両者の息づまる熱戦を存分にどうぞ。


【第女流本因坊戦五番勝負第1局】

 秋十月、謝依旻女流本因坊が三連覇を狙う、女流本因坊戦五番勝負(共同通信社主催)の季節がやってきた。今回の挑戦者は番碁初対決となる青木喜久代八段。その第一局が一日、岩手県花巻市の「佳松園」で行われ、青木が白番中押し勝ちを収めた。途中、危ない場面はあったものの、謝のパワーを封じ込めた会心の一局。タイトル奪取に向けて好スタートを切った。第二局は九日、東京・市ヶ谷の「日本棋院」で行われる。


週刊碁10月12日号
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