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週刊碁6月8日号(6月1日発売)特集内容

【第64期本因坊戦七番勝負第2局】

 挑戦者の高尾紳路九段が返り咲きを目指す第64期本因坊戦七番勝負第2局(主催=毎日新聞)は5月27日、28日の両日、大分県宇佐市「宇佐神宮」で行われた。高尾は序盤の競り合いで遅れをとったものの、粘り強く辛抱して羽根直樹本因坊のミスを誘う。乾坤一擲の勝負手を実らせて逆転に成功。212手完、白番中押し勝ちで一勝一敗の五分に戻した。続く第3局は6月10日、11日の両日、北海道函館市「ホテル函館ロイヤル」で対局される。

【第34期碁聖戦挑戦者決定戦】

 張栩碁聖への挑戦者を決める第34期碁聖戦挑戦者決定戦が、5月28日に関西棋院で打たれ、結城聡九段が井山裕太八段に黒番で1目半勝ちして挑戦権を獲得した。
 結城はこれで4回目の碁聖位挑戦。関西棋院勢として、四年振りの七大タイトル獲得をめざす。
 待ち受ける張栩にとって、碁聖戦はこの後に続く五冠防衛ロードの開幕戦となる。注目の五番勝負第1局は6月26日に東京の日本棋院で行われる。

 


週刊碁6月8日号



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