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「基本布石事典」は、昭和五十年代に林海峰名誉天元の編纂によって刊行されたが、この度、三十年ぶりに二十一世紀版をお届けすることになった。
この三十年間、最も変革したのは布石の分野であろう。その要因は、コミにある。コミが4目半から5目半になり、現在は6目半の時代になっている。コミが多くなれば黒はそのため積極的に、時には激しくならざるを得ない。そうしたことから黒の布石は、より積極的にと変わってきている。さらに、碁の国際化に伴って韓国、中国で過激なほど布石の研究が進んでおり、その影響もあると思われる。したがって、三十年前とは布石の型が大幅に変わってきている。
上巻では、黒の「星と小目」の組み合わせでまとめた。星のスピードと厚みに、小目の実利と戦闘力の組み合わせは、「中国流」をはじめ現在、最も多く打たれている布石である。本書によって、現在の人気布石を会得していただければ幸いである。
2008年8月1日発売
著者 : 依田紀基
B6判/528頁
定価 2400円+税
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目次・索引【上巻】星・小目の部
第1章 | 星・小目平行 第1型 ― 第41型 |
第2章 | 星・小目タスキ他 第1型 ― 第10型 |
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