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《第6回正官庄(チョンカンジャン)杯 世界女流囲碁最強戦》
日本の女流が元気だ!
日・中・韓各五名の女流が参加する国際勝ち抜き団体戦、正官庄杯。
その第6回の第1ラウンドが、1月8日から11日にかけて、中国・杭州で行われた。
日本の一番手は梅沢由香里女流棋聖。
韓国の新鋭に惜しくも半目負けを喫したが、
二番手青木喜久代八段がしっかり仇を討ち、さらに返す刀で連勝を果たした。
第1ラウンドを終え、残り人数は日・韓が4人、中国が3人。
第3回から団体戦となった本棋戦では、中国が2回、韓国が1回の優勝を果たしている。
そろそろ日本も優勝に漕ぎ着けたいところ。
楽しみな第2ラウンドは三月開催の予定。
《新初段シリーズ 鈴木伸二新初段 対 片岡聡九段》
入段の決まった新初段が、トップ棋士に挑戦するこの特別対局企画。
今号では鈴木伸二新初段が、片岡聡九段に戦いを挑む。
鈴木新初段は17歳。小林光一、依田紀基、山下敬吾ら、北国の系譜に連なる新鋭だ。
バランス感覚に優れたサウスポーが、片岡九段相手に、どんな戦いを見せてくれるのか。
手合割は二子。
それでは始まり始まり――。
HEAD LINE
・昨年最も活躍した棋士は誰?――「第41回 棋道賞」発表
・これぞプロ――小松英樹九段
・中野杯中国遠征詳解――第2回 井山裕太七段
・目が見えなくても碁は打てる――アマ珠玉のアマ人物伝
・「切り込みは内から」編――加藤充志八段の筋力ジム
・イソと井山の定石ファイル
・新井素子さんが初級者時代を楽しく綴る
――「サルスベリが止まらない」家庭内平和を目指して編その3
プロ棋戦
・名人戦リーグ :趙 治勲十段 対 陳 嘉鋭九段
・名人戦リーグ :山田規三生九段 対 井山裕太七段
・本因坊リーグ :山下 敬吾棋聖 対 依田紀基九段
・本因坊リーグ :羽根 直樹九段 対 蘇 耀国八段
・天元戦・本戦 :今村 俊也九段 対 小松英樹九段
・天元戦・本戦 :湯川 光久九段 対 宋 光復九段
・碁聖戦・本戦 :高尾秀紳本因坊 対 高野英樹七段
・碁聖戦・本戦 :小林 光一九段 対 結城 聡九段
・新人王戦本戦 :三谷 哲也四段 対 村川大介四段
・富士通杯最終予選 :中野 泰宏九段 対 山田拓自七段
テレビ棋戦
・NHK杯 :張栩名人 対 小林 覚九段
・竜星戦 :植木善大八段 対 井山裕太七段
アマ碁界ニュース
・日中韓にインドネシアが加わって
――ジャカルタで四カ国対抗国際親善囲碁大会
・「□い碁盤と○い碁石」で、□い頭を○くする!
――第二回日能研ジュニア囲碁大会
・面白さ三倍――第五回トリプル碁大会