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週刊碁10月8日号(10月1日発売)特集内容

トップニュース

  第32期名人戦挑戦手合7番勝負第3局
 どちらの頭上に中秋の名月が輝くか? 第32期名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)第3局が9月26、27日に宮城県仙台市秋保温泉「茶寮宗園」で行われた。黒番高尾が実利、白番張の厚みといつもとは違う進行をたどるも、終盤は半目勝負の大熱戦。最後に高尾に見損じがあり318手完、張の1目半勝ちとなった。立会は石田芳夫九段、新聞解説黄翊祖七段、記録は武宮陽光五段、安藤和繁三段。衛星放送解説は河野臨天元、聞き手は林芳美さん。大盤解説は小林覚九段、大盤聞き手は万波佳奈三段。続く第4局は10月10、11日静岡県伊豆市「鬼の栖」で行われる。

  第26期女流本因坊戦五番勝負第1局
 秋といえば名人戦!? いえいえ、話題性、注目度ではこちらも負けてはいません。“最強の挑戦者”17歳の謝依旻女流最強位が矢代久美子女流本因坊に挑む第26期女流本因坊戦五番勝負がいよいよ始まった。第1局は岩手県花巻温泉の「佳松園」で行われ、二転三転の末、先番の謝がぎりぎり半目を残し、好スタートを切った。謝の勝負強さと、そして“強運”が印象に残った一局だった。第2局は10月3日、東京・市ヶ谷の日本棋院で行われる。

HEAD LINE
 NECカップ岡山大会 黄翊祖七段―蘇耀国八段
 竜星戦準決勝 結城聡九段―坂井秀至七段、張栩竜星―森田道博九段
 プロの手筋を堪能する――「'07名手発掘 これぞプロ!」王銘エン九段
 今週のテーマ 両シチョウ――「加藤充志八段の筋力ジム」
 オキを巡って“第四の手段”――「イソと井山の定石ファイル」
 新井素子さんが初級者時代を楽しく綴る――「サルスベリが止まらない」ひらつか囲碁祭り編

・プロ棋戦
 名人戦最終予選4局:趙治勲十段―趙善津九段、小林光一九段―苑田勇一九段、中小野田智己九段―井山裕太七段、羽根直樹九段―蘇耀国八段
 王冠戦:小県真樹九段―中野寛也九段
 女流最強戦:知念かおり四段―鈴木歩四段
 大和証券杯一回戦を終えて
 
・テレビ棋戦
 NHK杯:趙治勲十段―今井一宏六段

・アマ碁界ニュース
 第26回朝日関西アマ女流名人戦
 第1回早稲田大―高麗大交流戦
 NPO法人発足! 埼玉県少年少女囲碁協会

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