4年に1度のスポーツの祭典「第16回アジア競技大会」が11月12日から中国・広州市で開かれます。
今回の大会には42競技、476種目にアジア地区45ヵ国・地域からの参加が見込まれています。 |
そして今回、日本の伝統文化「囲碁」が「第16回アジア競技大会」でチェスの新種目として初めて採用されました。
チェス競技は前回の2006年ドーハ大会で正式競技になり、今回の広州大会で新たに「囲碁」と「中国将棋・シャンチー」が新種目として加わりました。
中国では囲碁は以前から「頭脳スポーツ」として体育に分類されており、また、2008年にはIMSA(国際マインドスポーツ協会)主催による「ワールドマインドスポーツゲームス北京大会」が行われ、囲碁はスポーツ競技として扱われることが一般的になり始めています。 |
日本棋院はこれまでの半世紀、海外への囲碁普及活動を積極的に展開してまいりました。
その結果、全世界の囲碁愛好者は順調に増えており、IGF(国際囲碁連盟)には現在71カ国・地域が登録、愛好者は世界でおよそ5,000万人とも言われています。
今回のアジア競技大会の正式種目採用を機に、より多くの方が囲碁に接していただくことになればと思います。 |
|
今回のアジア競技大会参加のために日本棋院、関西棋院と日本ペア碁協会は、日本オリンピック委員会(JOC)への承認団体加盟を通じ、日本を統括する団体として、全日本囲碁連合を設立いたしました。 |
全日本囲碁連合 ( http://www.zennihonigorengou.jp/ )
こちらのサイトで随時情報をお伝えして参ります。 |