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井山、敵なしのV2 <第3回中野杯U20選手権> (7月) |
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第三回中野杯U20選手権の頂点を争ったのは、前回の優勝者で大本命の井山裕太七段と、驚異的な破壊力で勝ち進んだ謝依旻三段。
常識で考えれば井山のものだろうが、サッカーワールドカップのブラジル―日本戦ほどの力の差はあるまい。しかし、そんな思惑と期待を吹っとばすくらい井山は強かった。布石のうまさ、中盤の戦闘力、優勢と見るとさっと引き上げる形勢判断。どれをとっても一級品だった。
最後は盤面十数目の差で井山がV2を成し遂げた。
敗れたとはいえ、謝の頑張りも見事だった。今大会を盛りあげた殊勲者だ。中国語で「謝謝」といわせてもらおう。
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