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2005年07月 アーカイブ

2005年07月13日

NO.1 梅沢由香里 五段

■五段 梅沢 由香里
(ウメザワ ユカリ)

写真:梅沢由香里

昭和48年10月4日生。東京都出身。
加藤正夫名誉王座門下。平成8年入段、10年二段、11年三段、12年四段、14年五段。
慶応義塾大学卒業
平成17年5月:国際囲碁連盟理事就任
日本棋院東京本院所属
14年:第24期女流鶴聖戦準優勝。同14年:第4期女流最強戦準優勝
16年:通算200勝達成。
13年:ジャーナリストクラブ賞。16年:第22回テレビ゙囲碁番組制作者会賞
平成8年4月から2年間NHK杯の司会を担当
10年4月からNHK教育「梅沢由香里のレッツ碁」講師
16年:NHK趣味悠々「1から始める梅沢由香里の碁」に出演

皆さん、こんにちは☆ さて、今月から棋士の「きまぐれリレー日記」が始まります。この名前、今私がつけました^^;

ネットリーグ、お楽しみいただいていますか? これからは成績が反映されたクラスわけなので、ますます白熱した戦いになると思います。お楽しみくださいね♪

さて、今回のリーグはご存知の通り、ハンドルネームで対局しています。これに関して、さまざまな意見があると思いますが、実はこれが面白いんですよぉ!ファンの皆様だけではなく私たちも誰と対局しているかわかっていないのです(^_-)

普段の対局では相手がわかっているのが当たり前。でもネットだと練習碁では、とてもお願いできないような棋士とも打つことができます。あとから実はとんでもなく強い棋士だったと噂を聞き、知らないから思いっきり打てたなぁなんて思うことも。

そして、碁だけで誰か想像つくこともあるんですよ☆ 特に成績がよい人はおそらく著名棋士。あの人かなぁ、と想像しながら見学するのも面白い。時々手合いの休憩時間に「あの○○さんってだれ?」と話題になったりもします。

最近はファンの方にもハンドルネーム制が定着してきたようで、この方が面白い! といってくれる人の方が多いです。

私も夢は大きくAクラスを目指して!うー、しかしもはや厳しい状況…ハンドルネームは…やっぱり内緒です☆ 碁で想像してみてくださいね。おっとクラスが下のほうの人の碁なんて見ないですよね(苦笑)

それでは次の日記を一緒に幹事を務める柳九段にバトンタッチします。よろしくねん


2005年07月27日

NO.2 柳時熏 九段

■九段 柳 時熏
(リュウ シクン)
写真:柳 時熏

昭和46年12月8日生。韓国ソウル市出身。
61年来日、院生。大枝雄介九段門下。
63年入段、同年二段、平成元年三段、2年四段、
4年五段、6年六段、8年七段、15年九段。
日本棋院東京本院所属

3年:第16期棋聖戦四段戦優勝
4年:第17期棋聖戦四段戦連続優勝。
同4年:第23期新鋭トーナメント戦優勝。
6年:第9期NEC俊英トーナメント優勝。
同6年:第20期天元戦林海峰天元を3-1で破る
☆初の七大タイトル獲得(23歳)
☆入段から6年8ヶ月での七大タイトル獲得は史上最短記録

8年:第51期本因坊戦挑戦者。
同8年:第44期王座戦で王立誠王座を3-0で破り王座奪取。
同8年:第22期天元防衛で3連覇。

12年:第26期天元戦で小林光一天元を3-0で破り天元位奪取。
☆3局連続半目勝ちで4年ぶりに天元復位。

14年:第26期棋聖戦挑戦者
15年:第22期NEC杯優勝

平成2年:第24回棋道賞新人賞」(24連勝・42勝6敗)
3年:第25回棋道賞最多対局賞(59局47勝12敗)
6年:第28回棋道賞優秀棋士賞」
7年:第13回ジャーナリストクラブ賞受賞。
8年:第30回棋道賞優秀棋士賞

18年:通算600勝達成

蒸し暑い天気が続いていますね。みなさんいかがお過ごしでしょうか?

インターネットの普及は、まず接点のない人と知り合いになれたり、遠い国の人とも話せたり、世界をより身近に繋げてくれましたね。

それに囲碁とインターネットとはとても相性がいいものではないかと思います。
碁盤とパソコンの画面の形は同じく四角ですし、囲碁のゲーム性のシンプルさはパソコン画面を通して対戦してもけっして面白みが落ちるような事はありませんからね。囲碁とインターネットとは素晴らしい出会いだったと思います。

そして、幽玄の間という良いサイトが出来た事によってアマの皆さんと我々プロ棋士の距離をかなり縮めてくれました。普段は中々会えない皆さんとも、ネット上では気楽に会えるので、いいですね。

僕がネット対局を初めて体験したのはもう7?8年前の事ですが、初めの頃はすごく違和感があって、普段の碁と同じようには中々打てませんでした。

やはりパソコンの画面で碁を打つというのは実際の碁盤よりも盤が小さいし、見える角度も違うのでで慣れるまでには少し時間がかかりました。でも違和感があるのは初めの時だけで、今はむしろパソコンの盤の方が見やすく感じるほどです^^

ネット対局の良さは、やはり打ちたい時に打てる気楽さ、表情の管理をしなくてもいい所だと僕は思っています。(笑)

僕らプロ棋士は普段の手合だと、形勢が悪かったり、悪い手を打ってしまった時でも対戦相手が目の前に居るものですから、自分の心の動揺や乱れを絶対に察知されまいと平静を装うする習性があります。意外と棋士って顔面演技が要求されるんですよね。^^;

その反面、ネット対局になると誰も見ていないのでかなり表情は素直です。喜んだり(^ー^)、顔を歪めたり(*_*)、悪い手を打った瞬間、一人で大声を出すことなどしょっちゅうです。(^_^;)

 我々棋士達は負けず嫌いの集まりですから、ネット対局とはいえ皆、負けると凄く悔しがるんですよ。(笑) 負けたショックで眠れないと言っている棋士もいっぱい居るようです。

今や幽玄の間はプロ棋士にとっても貴重な勉強の場としても 利用されています。ただもっとちゃんとした形で勉強出来る方法はないかという疑問がありました。そこで誕生したものがプロ棋士ランキング戦です。

4月から大勢のプロ棋士によるリーグ戦が開催される事になりまして、すごく刺激的で楽しい企画が出来たと喜んでおります。

各リーグの昇降をかけた熱い闘いは若い院生の頃を思い出せて懐かしい思いがします。^^

ランキング戦には色々な碁風の棋士が居ますから一番好きなタイプの人を見つけて、追っかけて観戦してみる方法をお薦めしたいですね 。強い人の碁を真剣に観戦する事は、自分にはない何かを学ぶことが出来ますから、上達の近道になります。

幽玄の間ランキング戦が今後、皆さんと我々プロ棋士を繋ぐ架け橋として、少しでも役に立てば嬉しく思います。

僕の事を申しあげますと、第一期リーグ戦の結果、なんとかAクラスに上がる事が出来ました。v(^_^)v

ここに集まった人達は皆、並みの打ち手ではないので、これからもっと気合を入れて 頑張りたいと思います。ハンドルネームは内緒です。^^ 皆さん当ててみてください。

それでは皆さん、対局室でお会いしましょう。
次の日記はここ数年ですっかり綺麗な女性に成長してしまった(^_^;)妹弟子の万波佳奈三段にお願いします。佳奈ちゃん、よろしく^^

写真:

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