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大正9年2月15日生。東京都出身。昭和4年、増淵辰子八段に入門。
昭和10年入段、同年二段、12年三段、13年四段、15年五段、18年六段、23年七段、27年八段、30年九段。平成12年引退。
大手合優勝6回。
二十三世本因坊。号は「栄寿」。
門下に新垣武九段、佐々木正八段、河野光樹七段、中山薫二段
昭和53年7月から昭和61年6月まで日本棋院理事長
日本棋院東京本院所属。元日本棋院顧問

平成22年10月22日逝去

昭和26年

第1期最高段者トーナメント
☆細川千仭七段を2-0で破り優勝（初タイトル獲得）
第6期本因坊戦で橋本宇太郎本因坊に挑戦（3-4で敗れる）

昭和30年

第2期日本棋院選手権
☆高川秀格日本棋院選手権者を2-0で破りタイトル奪取（第8期まで7連覇）

昭和32年

第4期NHK杯で藤沢朋斎九段を破り優勝

昭和33年

第5期NHK杯で木谷実九段を破り優勝

昭和34年

第6期NHK杯で高川格九段を破り優勝

昭和36年

第16期本因坊戦で高川秀格本因坊を4-1で破りタイトル奪取。
第9期王座戦で高川秀格九段を2-1で破り奪取。
第8期NHK杯で木谷実九段を破り優勝

昭和37年

第17期本因坊戦で半田道玄九段を4-1で破り防衛。
第9期NHK杯で橋本宇太郎九段を破り優勝

昭和38年

第2期旧名人戦で藤沢秀行名人を4-3で破りタイトル奪取
第18期本因坊戦で高川秀格九段を4-2で破り防衛。
☆史上初の名人・本因坊となる
第11期王座戦で藤沢朋斎九段を2-0で破り奪取。

昭和39年

第3期旧名人戦で藤沢秀行九段を4-1で破りタイトル防衛。
第19期本因坊戦で高川秀格九段を4-0で破り防衛。
第12期王座戦で梶原武雄八段を2-0で破り防衛。
第11期NHK杯で藤沢秀行九段を破り優勝。
年間で7タイトルを制覇
☆名人・本因坊・日本棋院選手権・プロ十傑・王座・日本棋院第1位・NHK杯
★29連勝を記録（歴代1位）

昭和40年

第4期旧名人戦で林海峯八段に2-4で敗れる
第20期本因坊戦で山部俊郎九段を4-0で破り防衛。
第12期NHK杯で宮下秀洋九段を破り優勝。

昭和41年

第21期本因坊戦で藤沢秀行九段を4-0で破り防衛。
第14期王座戦で林海峯八段を2-1で破り奪取。
第5期十段戦で高川秀格九段を3-1で破り奪取。

昭和42年

第22期本因坊戦で林海峯名人を4-1で破り7連覇達成
☆40年5連覇で名誉本因坊有資格
★第18期第5局から第22期第3局まで本因坊挑戦手合17連勝

昭和43年

第6期十段戦で藤沢朋斎九段を3-2で破り防衛。
第7期十段戦で藤沢秀行九段を3-1で破り防衛。

昭和45年

第18期王座戦で藤沢秀行九段を2-0で破り奪取。

昭和46年

第19期王座戦で橋本昌二九段を2-0で破り防衛。

昭和47年

第20期王座戦で橋本宇太郎九段を2-1で破り防衛。
第10期十段戦で橋本宇太郎九段を3-2で破り奪取。
第19期NHK杯で大竹英雄九段を破り優勝。

昭和48年

第20期日本棋院選手権戦で大平修三九段を3-1で破りタイトル奪取
☆通算10期優勝で名誉日本棋院選手権者の資格を得る
第11期十段戦で高木祥一七段を3-0で破り防衛。

昭和51年

第23期NHK杯で呉清源九段を破り優勝

昭和52年

第24期NHK杯で武宮正樹八段を破り10回目の優勝
☆名誉NHK杯選手権者となる

昭和57年

第29期NHK杯で杉内雅男九段を破り優勝

昭和58年

第2期NECカップ優勝
☆通算タイトル獲得数　64 （史上2位）

昭和38年

第1回秀哉賞受賞（名人・本因坊獲得により）

昭和42年

第1回棋道賞最優秀棋士賞受賞

昭和58年

第1回テレビ囲碁制作者会賞受賞

昭和63年

大倉喜七郎賞受賞

平成2年

ジャーナリストクラブ賞

平成4年

通算1000勝達成（囲碁界史上初）
★通算成績1117勝654敗16持碁

昭和55年

紫綬褒章

昭和57年

NHK放送文化賞

平成2年

勲二等瑞宝章、東京都文化賞

平成4年

文化功労者（囲碁界初の選出）