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2007年07月 アーカイブ

2007年07月13日

世界中どこでも学校で囲碁普及

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 ▲スイスのインターナショナルスクールの囲碁部
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 ▲昨年のハンス・ピーチ・メモリアル・トーナメント
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 ▲シューベルトも学んだ学校の囲碁部
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▲同上の学校の講堂
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▲マリア・テレジアゆかりの学校の外観
 
一番、最初に海外の学校で囲碁の紹介の経験をさせて頂いたのが26年前のオーストラリアの日本語を学ぶ中学生の日本語のクラスでした。日本語を学びながら、碁も学ぶと言う趣向です。

『碁』と言う漢字の中に生徒が学んだ漢字『石』を見つけて喜ばれた記憶があります。
それから、フランス、スイス、シンガポールなどの学校で碁の紹介、指導をしてきましたが、この度、教え始めたウイーンの学校は『さすがウィーン!』と感心させられています。

まずマリア・テレジアゆかりの私立学校。

階段を上るとマリア・テレジアの肖像画、美術館並みの図書館があります。そして校庭は広大、それもそうです、ハプスブルグ家の離宮だったのですから。。。
そして、欧州の学校の年度末、6月末に碁の紹介をしたところ、『ぜひ新学期から本格的に』と、頼まれました。

もう一つは、あのシューベルトが学んでいた由緒ある学校。

建物も元教会を学校にしたもので、レンガ造りの蔦で覆われた古いものです。

昨年度にオーストリア囲碁協会が全生徒に碁の説明に行きました。

その後、私の押しかけ囲碁講座を打診したところ、もっと碁を学びたい生徒が30名ほど集まりました。

すでに棋力は10級前後が数名出てきました。

『生徒たちから、先生又来年も!』と言われているので、先生方も『ナイン』とは言えないでしょう。

今年の春まで滞在していたスイスの学校の囲碁部、ハンス・ピーチ・メモリアル・トーナメント大会(各学校3名のチーム大会)で盛んになっているドイツの学校、今や、欧州の囲碁のリーダー格のフランスのユース大会、そして音楽教育の本場であるオーストリア。 徐々に碁の低年齢化の普及が広がってきています。

この輪を世界に広めていくのは、とても楽しく夢があります。

碁を通じて、子供たちが世界に友達が出来ることを経験してもらえれば本当に嬉しいです。

世界小・中・高校選手権戦ができる日を夢見ています。(世界の大学生の大会はすでに行われています)

 

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