News Release
2006年10月6日


「東京大学で囲碁の授業継続」についてのお知らせ

 東京大学が昨年から正規授業として始めた全学体験ゼミナール「囲碁で養う考える力」(担当:兵頭俊夫教授)は、本年度も夏学期に続き、冬学期(10月10日スタート)が開講されます。日本棋院では冬学期も、技術指導のためにプロ棋士をゲストスピーカーとして派遣するなど全面的に協力して囲碁の普及促進を図っていきます。

【ゼミナール概要】
1 実施時期
  平成18年10月10日より平成19年1月23日まで、毎週火曜日
  10月10日にはガイダンスを行い、17日からは本格的授業を行います。

2 場所
  東京大学教養学部(駒場キャンパス)

3 対象
  東京大学教養学部前期課程学生

4 講座内容
  日本の伝統文化だけでなく国際的にも広く普及している囲碁について、初心者に対する説明から始め、終了時には19路盤での対局までできるようにする。実戦を通じて判断力・分析力・集中力等総合的な考える力を身につけることを目的とする。その他、日本棋院の「幽玄の間」や殿堂資料館の見学等を行う。また、このゼミナールの中で企業人による講演も計画している。

5 派遣するゲストスピーカー
  日本棋院棋士 石倉昇九段、黒瀧正憲七段、梅沢由香里五段
※本講座は受講生36名程度に制限していますが、前回、前々回とも受講希望者が100名を超えて人気を博しております。


※なお東京大学の授業、「囲碁で養う考える力」における日本棋院の棋士派遣に対して「株式会社八重洲口会館」(東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館9階)様にご支援いただいております。
【この件に関する問い合わせ】
日本棋院経営企画室:03-3288-8601