News Release
2006年4月7日


「東京大学で囲碁の授業継続」についてのお知らせ

 東京大学が昨年正規授業として始めた「囲碁で養う考える力」(担当:兵頭俊夫教授)は、本年度も4月から開講されます。財団法人日本棋院は昨年に引き続き今年も、技術指導のためにプロ棋士をゲストスピーカーとして派遣するなど全面的に協力し囲碁の普及に寄与します。

 なお、今年度からこの囲碁の講座は、全学自由研究ゼミナールの一科目から、新設された全学体験ゼミナールの一科目に変更になりました。

【ゼミナール概要】
1 実施時期
  平成18年4月11日より平成18年7月4日まで、毎週火曜日
  4月11日にはガイダンスを行い、18日からは本格的授業を行います。
2 場所
  東京大学教養学部(駒場キャンパス)

3 対象
  東京大学教養学部前期課程学生

4 講座内容
  日本の伝統文化だけでなく国際的にも広く普及している囲碁について、初心者に対する説明から始め、終了時には19路盤での対局までできるようにする。実戦を通じて判断力・分析力・集中力等総合的な考える力を身につけることを目的とする。その他、日本棋院の「幽玄の間」や殿堂資料館の見学等を行う。また、このゼミナールの中で企業経営者による「経営と囲碁」(仮題)に関する講演も計画している。

5 派遣するゲストスピーカー
  日本棋院棋士 石倉昇九段、黒瀧正憲七段、梅沢由香里五段

※なお東京大学の授業「囲碁で養う考える力」における日本棋院の棋士派遣に対して「株式会社八重洲口会館」(東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館9階)様にご支援いただいております。
【この件に関する問い合わせ】
日本棋院経営企画室:03-3288-8601