News Release | |
2006年1月26日 | |
柳 時熏九段が通算600勝達成 |
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柳 時熏九段(34歳)が26日、市ヶ谷・日本棋院で行なわれた第62期本因坊戦予選Aで秋山次郎八段(28歳)に黒番中押し勝ちし、公式戦通算600勝(299敗)を達成しました。史上42人目の達成です。 これにより、入段から17年9ヶ月での達成となり史上4位(これまでの1位は高尾紳路本因坊の14年9ヶ月)、34歳1ヶ月での達成となり史上6位(1位は高尾紳路本因坊の29歳2ヶ月)、達成時勝率 .667となり史上17位(これまでの1位は高尾紳路本因坊の .754)となりました。 |
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【柳 時熏九段】 昭和46年12月8日生。韓国ソウル市。61年来日、院生。大枝雄介九段門下。63年入段、同年二段、平成元年三段、2年四段、4年五段、6年六段、8年七段、15年九段。 3年第16期、4年第17期棋聖戦四段戦連続優勝。4年第23期新鋭トーナメント戦優勝。6年第9期NECカップ俊英戦優勝。同年12月、第20期天元戦で五連覇中の林海峰天元を3―1で破り、初のビッグタイトルを獲得。趙治勲(18歳)・石田芳夫(21歳)に次ぎ、林海峰と並ぶ23歳でのビッグタイトル獲得は、年少記録としてベスト3に入る快挙。翌7年第21期天元戦の挑戦者・小林光一九段を3―2で降し、天元初防衛、8年三連覇。第51期本因坊戦リーグ入り、挑戦者となる。同8年、王座を王立誠王座から奪取。9年第22期名人戦リーグ入り、以後七期連続在籍。12年第25期棋聖戦リーグ入り以来5期連続在籍。同年第26期天元を小林光一天元から奪取、四年ぶりに天元復復帰。14年第26期棋聖戦挑戦者。15年第22期NEC杯優勝。同年九段。 2年、24連勝を含む42勝6敗の成績で、第24回棋道賞「新人賞」受賞。3年、47勝12敗の年間59局で、第25回棋道賞「最多対局賞」受賞。6年度第28回棋道賞では、 23歳で天元位の輝かしい実績を評価され、「優秀棋士賞」受賞、8年同賞2回目。7年第13回ジャーナリストクラブ賞受賞。 |
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